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HGUC(SP版) Zガンダム エクストラフィニッシュVer.

007 MSZ-006 劇場公開記念 Zガンダム エクストラフィニッシュVer.  2005年10月30日発売 本体価格3200円

シリーズ:1/144 HGUC(SP版)
 (006 劇場公開記念 マラサイ エクストラフィニッシュVer. ←? → 008 劇場公開記念 キュベレイ エクストラパールVer.?)

総合○ 関節△ 色分け○ 武器○

総評 ○

「劇場版 機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-」公開に合わせて発売された、カラーメッキ処理のHGUC Zガンダムバリエーションキット。

ラメ入りのコーティングは見栄えが良く、パチ組み+スミ入れだけでかなり良い感じに仕上がる。
しかし後述するシルバー部の問題、元キットの発売が2005年と古めで現在(レビュアーが組立てたのは2014年)の視点では残念な部分も多い点には注意。

劇場版公開時の期間限定販売商品の為、現在は中古でのみ入手可能だが、余程のコーティングVer好きでも無い限り、プレミア価格などで買う必要は無いと考える。

プロポーション ◎

HGUC Zガンダムの項を参照。

プロポーションは2014年の視点で見てもMS形態、WR形態共に見劣りしない格好良さ。
ただし脚部の合わせ目は太腿、脛ともに前面にバッチリ出る。
しかしその合わせ目も、このエクストラフィニッシュVerに関しては処理のしようが無いので諦めもつく。

関節 △

HGUC Zガンダムの項を参照。

2014年の視点で見るとかなりツライ。
腕部は肩側面の上腕カバーが可動しない為腕が殆ど上がらない。肘の可動もジャスト90度。
脚部は膝が変形機構の恩恵で180度曲がり、開脚も90度ほどと中々のものだが、足首が内外/前後ともにあまり動かない為接地性はイマイチ。
素立ちあるいはアクションベース等を使い空間戦闘っぽく飾るのが吉か。しかし古いキットの為アクションベース用の接続穴も無いのが痛い。

色分け ○

基本的な色分けはHGUC Zガンダムの項を参照。

通常版の白部分に施されたシルバーのコーティングが明るく派手な為見栄えは良い。
しかしこのシルバー部分の成型色が何故かグレーな為、ゲート跡が非常に悪目立ちする。
リタッチしようにもガンダムマーカーのシルバーは発色が悪くほとんどグレーの為(有名な話らしい)、リタッチにならない。
ユニコーンガンダム (デストロイモード) チタニウムフィニッシュも同じ問題を指摘されており、そちらにも詳しい解説があるので参照されたし。
赤、青、黄については成型色とコーティングが同系色なのでゲート跡はあまり目立たない。
肩、袖口、脛外側、シールド等の細かい黄色はシールでの対応。

上述のシルバー部分に関して言えば△以下の評価だが、色分け自体の良好さとコーティングそのものは中々なので○とした。

ギミック ○

MS←→WRの変形を差し替えで再現。

2014年の視点で見ると、武器持ち手の穴が角型でライフルの保持がかなり悪い、平手や武器穴無しの握り手が付属していない点が気になるところ。

武器・付属品 ○

  • ビームライフル
  • ハイメガランチャー
  • ビームサーベル
    右手首と一体成型で、刃部分も非クリアーのパーツ。
    HGUC Zガンダムと同じものだが、2014年の視点で見るとなかなかのガッカリ感。
  • シールド
  • 前腕部グレネードのマガジン
  • WR形態用差し替えパーツ




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