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1/100 HG Gファルコンユニット ガンダムダブルエックス

07 Gファルコンユニット ガンダムダブルエックス  1996年11月発売 本体価格3000円

シリーズ:1/100 HG ガンダムXシリーズ
 (06 ガンダムダブルエックス ← → 08 ガンダムエアマスターバースト)

総合△

総評 △

Gファルコンとガンダムダブルエックス(以下DX)がセットになった大型キット。
DX本体は単品パッケージのものと同仕様だが、多数のオリジナル武器を収録したFランナーがなくなって武器類は基本装備だけに減少している。
Gファルコンは機首(Aパーツ)と本体(Bパーツ)に分離しDXと合体、この状態でもリフレクターを展開可能。機動力を重視したDX収納形態にもできる。
合体させるとかなりの迫力があり、PGと並べると、まるでPGやこれがガンプラ標準サイズで、MGシリーズが小さすぎるように感じるほど。
同シリーズのエアマスターバーストやレオパルドデストロイとも合体できる。

武器も拡散ビーム砲2門が可動し、ミサイルポッドのハッチが開閉。ダルいビームキャノンや、あからさまに手抜きのバルカンに対してミサイルポッドのモールドが丁寧で深く、カッコいい。

なお、MG版DXにも無改造で合体が可能である(説明書に記載なし)。
ただスネ後ろの穴がMG版にはないため、収納形態ではバックパック1点のみでの接続し、かなり不安定となる。
大型化したサテライトシステムMk-IIがGファルコンと干渉するケースが多く、形にするには工夫が必要。

プロポーション ×

Gファルコンは上から見れば設定画に似てはいるが、下から見るとガラ空きのスカスカ。変形ギミックや収納ギミックのせいで巨大なデッドスペースが空いている。
そのデザイン上、重量のバランスが悪く、支えがないと前方にぶっ倒れやすい。2基のプロペラントタンクに重りを仕込んだほうがいいだろう。
Aパーツはスカスカのハリボテに、申し訳程度のスライド式バーニアと、あからさまに不自然な本体との接合ピンが生えている。
Gファルコン単体ではとても模型とは呼べない代物。DXと合体させて飾ると、圧倒的な迫力があるが…

合体後はプロペラントタンクとDXの両足の4点で自立し、バランスも問題ない。
BパーツとDXの合体はDXのバックパックとリアアーマーのカバーをはずし、Gファルコンの本体のピンを背中の、本体から伸びるアームをリアアーマーのポリ穴に差すだけ。 この縦2点だけで接合するので、かなりぐらつく。
DX収納形態ではバックパックと、リアアーマーではなく両スネ後ろのポリ穴を使っての3点接続となる。
モールドがダルいのはG〜Xシリーズの共通事項。

関節 △

Bパーツは拡散ビーム砲とミサイルハッチが可動、後部のフィンも若干動き、残りの可動箇所は全部合体用のもの。
Aパーツはノーズ、カナード、バーニアのスライド部、Bパーツとの接合部が可動箇所であるが、いずれもポリキャップが使われていないため、あっという間にゆるくなる。ポリキャップのランナーがDX本体用も含め2枚も入っていて大量に余るだけに、いただけない。

色分け ×

色分けは赤、紺、薄い青のみで、主にグレーが不足している。
ただダブルエックスにはトリコロール分が足りないので、G-ファルコンとダブルエックスで2つをあわせると丁度いい「ガンダムの色」に感じる。
ミサイルは周囲と一体の赤成型なので弾頭を残してマスキング塗装する必要があるが、かなり骨が折れる。バーニアもまるごと赤。
Aパーツのキャノピーの黒やノーズの赤、Bパーツのダクトや拡散ビーム砲の金がシールで補完されている。

武器・付属品 △

  • ツインサテライトキャノン
  • バスターライフル
  • ハイパービームソード
  • ディフェンスプレート

前述のとおりDX単品版のオリジナル武器はこのパッケージでは同梱されていないが、ランナー構成上ビームジャベリンのビーム刃だけは入っており、余剰パーツとなる。

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