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HGUC ヴィクトリーガンダム

165 LM312V04 ヴィクトリーガンダム  2013年11月21日発売 本体価格1200円

シリーズ:1/144 HGUCシリーズ
 (164 ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.) ← → 166 ジョニー・ライデン専用ザク?)

総合○ 関節△ 色分け◎ ギミック△ 武器・付属品○

(レビュー投稿日:2015/06/07)

総合 ○

小型MSの先陣を切ってVガンダムが登場。
MG版は繊細な作りであったが、HGUCでは分離変形を廃したことで作りやすいキットになっている。またMG版とは違い、腰の回転や太腿ロールなども設けられていて可動も重視している。
非変形無可動のコアファイターが付属しV本体と一緒に並べることが可能。
小型MS全般の悩みではあるが一回り大柄。設定通りを再現しようとすると小型化は中々難儀である。

プロポーション

概ねMG版準拠と言って問題ないスタイル…だが首が短く頭が埋まり気味である。
TV設定と比較するとガッチリとしていて逞しい印象を受ける。
他キットとの武器持ち替えを意識しているのかハンドパーツが大きく、またライフルサーベル兼用手首な上他の表情手も付いていないのは残念。
ビルダーズパーツHD1/144MSハンド03連邦Sサイズもそのまま使用するとVには大きいので注意。

関節 △

PC-002と軟質プラを併用しており一通り取らせたいポーズは再現可能。
開脚は120度、足裏ぴったり接地は開脚80度までとデザインのこともあってそこまで高くないが必要十分。
つま先が折れ曲がるようになっており飛行時のポーズが映える(ただしここは普通のプラ同士の可動なので磨耗に注意)。
アンクルガードにあたる部分は脚部と足首関節で押さえる形となり、つま先の動きに合わせて可動する。
肘は軟プラ二重関節で180度。膝も軟プラ二重関節で150度、こちらはクリアランス確保のために引き出し式になっていて独特の曲がり方をする
よく動くVガンダムとしては良好なキットなのだが、形状と色ともに設定と異なる肘関節(後発のV2ガンダムでは設定準拠)、横一文字に切っただけの味気のない太腿ロール、凝った作りの割には見栄えも宜しくない膝関節、と可動のために見た目は幾らか損なわれている。

色分け ◎

随所のブラックやセンサーカメラアイといった部分は色分けされていないがHGクラスとしては優秀。
胴体の5色の色分けのためのパーツ分割はお見事。露出する合わせ目は頭部と前腕と膝関節ぐらい。
肘がグレー成型となっているがデザイン自体がアレンジされているので、そのまま塗装するとそれはそれで違和感が大きい。形状そのままでホワイト塗装するぐらいならV2ガンダムのものを移植する方がいいだろう。
コアファイターも色分け良好だがキャノピーが機首と一体でクリアになっておらずシールも付属しないのはマイナス要素である。

ギミック △

複雑な可変機構をもつ機体だが分離変形は前述の通りオミット。
バックパックや腰のスラスターは展開状態で固定。
バックパックは加工が必要だが、腰スラスターは綺麗に切り離せばそのままキッチリ隙間なく閉じることが出来る形になっている。
ビームシールド基部は展開収納が可能。基部先端を一度外しビームパーツを挟み込むことでビームシールドを再現。
サーベル柄の収納ギミックは無し。
コアファイターにはランディングギアやスタンドパーツ、3mm穴などディスプレイに必要なものは付いていないので飾るのに一工夫を。

武器・付属品 ○

  • コアファイター
    形態は固定、頭部も見えてる部分のみ成型。
  • ビームライフル
    銃身も含め2パーツのモナカ成型。
  • ビールサーベル(通常x2、扇状x1)
    Vタイプ専用のものが付属。
  • ビームシールド

なおビーム系のクリアランナーは珍しく硬質プラである。




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