HG ガンダムジェミナス01

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01　OZX-GU01A ガンダムジェミナス01　　1997年5月発売　840円 (本体800円)

総合○
シリーズ：1/144 HG G-UNITシリーズ

総評

すでに黒歴史と化している、ガンダムW外伝G-UNITの初期主役機。
デザインはガンダムGP01をベースにしてF90的なゴテゴテしたディテールを追加したようなイメージ。
当時としてはいろいろと意欲的に取り組んだと思われるが、今の目で見るとやはり見劣りする。
バックパック、肩、ふくらはぎのパーツ換装により宇宙用と地上用に組み替え可能で、これは完成後でも可。
宇宙用ユニットは肩パーツのバーニア部のカバー、バックパックのバインダーがそれぞれ可動する。

プロポーション

阿久津氏の設定画に見られるでっぷりとしたイメージではなく、割とスマートな体型。
首の座りが悪く顔が大きく見えるのだが、それは胸部のボリューム不足による。
また、肩と脚部の宇宙用ユニットの存在感が浮いており、宇宙戦仕様だとあまりバランスがよくない。地上戦仕様のほうがきっちりまとまっている印象。
シールドは肩アーマーとの干渉を避けるためか、持たせたときの位置がかなり低く不自然である。

関節

全体的に可動範囲は良好だが、首とヒジとヒザ裏はポリパーツが露出する。
換装がウリのキットの割に、全身のハードポイントにはポリキャップが使われていない。

色分け

多色成型＋シールで頑張ってはいるが、パーツ割りが洗練されていないのでややつらい。
シールで覆わねばならない肩上面、赤一色成型の足首などに時代を感じる。
他にもバックパックが単色で成型されていたりと、素組み状態では今ひとつ見栄えがよくない。

武器・付属品

• アクセラレートライフル
  シールド内に収納するという二次元の嘘のせいで、ややボリューム不足である。
• ビームサーベル×2
  グリップまで一体のクリアピンク成型。
  グリップを塗装する場合、付属のポリ手に持たせると剥げるおそれがあるので、クリアランスを調整するかハンドパーツを分解可能なものに交換したほうがよい。
• シールド
  裏側にライフルをマウント可能。

シールド用のマーキングシールには本機の「01」のほかに、兄弟機のジェミナス02を示す「02」も収録されているので、
全身を塗り替えれば強奪される前の02を再現できる。

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