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HG ドラゴンガンダム

02 GF13-011NC ドラゴンガンダム  1994年7月発売 本体価格1500円

シリーズ:1/100 HG Gガンダムシリーズ
 (01 シャイニングガンダム ←? → 03 マスターガンダム?)

総合△

(レビュー投稿日:2016/12/06)

総合 

三國志の時代の武将をデザインモチーフとした、ネオチャイナ代表のガンダム。
デザイン上の問題でポーズがとりづらく、ギミックも付属品も少ないため、同シリーズの他のラインナップと比べるとプレイバリューの面でかなり見劣りする。
対戦相手として買うならともかく、単体では今一つ食い足りないキット。

プロポーション 

ずんぐりとした設定画よりもスマートでバランスはよい。頬当てやドラゴンの頭といった部分をシャープに成型してやるとさらに印象アップ。
ただ、肩アーマー内部のフェイロンフラッグが3本一体成型で先端付近しか再現されておらず、オモチャっぽくて雰囲気を損ねている。
腹部が妙に短いが、これは設定どおり。
シリーズ恒例の梨地加工は腰のサイドアーマーとリアアーマーに施されている。

関節・可動 

腕が独特なデザインのため、ヒジ関節は60度くらいしか曲がらない。上腕の節と節の間にも可動軸があり、そこでも曲げることで辛うじて90度ほどになる。
ヒザも90度程度。1/144キットでは180度近くも曲がるので物足りない気もするが、重量バランスを考えれば妥当だろう。
頭部は回そうとすると後ろの弁髪刀がコアランダーから生えたフェイロンフラッグにぶつかってしまう。腹も腰アーマーとモロに干渉し、ほとんど回らない。
足はZガンダムのようにアンクルアーマーがないデザインのためか接地性があまりよくない。
手はドラゴンの口の中にあるため、サーベルを構える向きが制限されるのが難点。

色分け・合わせ目 

シールを貼ればほぼ完璧に再現される。
額のメインカメラ、カメラアイ、胸のクリアレッド部の下地、ドラゴンの顔、スネ下部の緑がシール。
メインカメラのシールは塗装見本写真を見てもわかるとおり大きすぎる上に、ヘッドガードにブレードアンテナを取り付けてから貼るように指示されている。カメラ部はヘッドガード側のアンテナ取り付け用ダボ、アンテナ中央部は取り付け穴にもなっている(塗装が楽)。シールですませる場合はアンテナを取り付ける前にダボの大きさに切り出して貼るべきだろう。

ギミック

上腕とドラゴンの頭がスライドし、ドラゴンクロー状態を「一応」差し替えなしで再現。しかしスライドの長さが短すぎて遠目からでは伸びているかどうか分かりづらい。
劇中では節が無限に増えて伸びる描写だったので、やはり1/144シリーズのグレードアップセットに入っているような節パーツをスクラッチしてやりたいところ。
また、コアランダーが走行形態から変形、ドラゴンガンダム本体に合体する。

武器・付属品 

  • フェイロンフラッグ(サーベル状態)
    グリップまで一体のクリアグリーン成型。
    フラッグという名前である以上、劇中で使われた旗状のものが付属しないのは減点要素。
    なお、コアランダーや両肩のフラッグはそれぞれ内部でつながっており取りはずしができない。




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