1/100 HG シェンロンガンダム
002 XXXG-01S シェンロンガンダム 1995年6月発売 本体価格1500円
シリーズ:1/100 HG ガンダムWシリーズ
(001 ウイングガンダム ← → 003 ガンダムデスサイズ)
総合△
(レビュー投稿日:2016/12/20)
総合
前作Gガンダム(→1/144シリーズ、→1/100HGシリーズ)で活躍したドラゴンガンダム(→1/144キット、→1/100HGキット)に続く2体目の中華ガンダム。
ヘルメットや胸当てなど古代中国の戦士をモチーフにしたデザインが特徴で、キットは右腕に装備されたドラゴンハングの可動ギミックを再現している。
そのドラゴンハングの扱いに気をつける必要があるため減点し△評価とした。
プロポーション
設定画に近いガッシリとした体形。
顔が馬面である点が気になる以外は特に問題ないように思われる。
ドラゴンハングは動かしているとやや短く感じるが、アニメの作画は二次元の嘘だらけなのでどうしようもない。
また、ドラゴンの牙(金メッキ)は成型方向の関係で内側にクリアイエローが吹かれておらず、下アゴには小さな肉抜きがある。
関節
当時の標準的な可動範囲で、つま先も可動する。
左右で前腕のデザインが異なるものの、ヒジの二重関節はともに100度ほど曲がる。ヒザも二重関節だが、そちらは90度程度と控えめ。
腰は腰アーマーが干渉してほとんど回らない。
ギミック
前述したドラゴンハングの伸縮が唯一にして最大のギミック。
根元に1/144キットにはなかったロール軸が追加され、ポージングの自由度が大幅に上がっているのがうれしい。関節にはポリキャップを仕込めない部分に軟質クリアグリーン成型の小さなパーツが磨耗防止を目的として使われている。ただ、残念ながら保持力が十分であるとは言いがたい。
ドラゴンハングを伸ばした状態で下に下ろすには根元のロール軸で90度回転させておく必要があり、1/144キットの要領でいきなり下ろすと破損するおそれがある(重量ゆえのヘタリ対策?)。
色分け
シールを貼ればほぼ色分けはなされるが、目立つ部分の多くがシールに頼ったものである。
具体的にはカメラアイ、胸当ての縁と中央の三角ファイティングサイト、肩アーマーの青と丸ファイティングサイト(後ろ側)の下地、フンドシの白、ドラゴンの目がシールでの再現。
肩アーマーの丸ファイティングサイトは前側はジュエルシール、後ろ側はクリアグリーン成型のプラパーツとなっているため、質感を統一したければキットをもう1つ買うか該当のパーツを注文する必要がある。
ブレードアンテナ、肩口先端のダクト、シェンロンシールド中央部、ドラゴンの牙はマット感のある金メッキ。
額メインカメラ、首まわり、右ヒジ関節周辺の白、ドラゴンハングファイヤーのノズルなどは要塗装。
武器・付属品
- ビームグレイブ
ビーム刃はクリアグリーン成型。柄は背中にマウントできる。 - シェンロンシールド
左の前腕にのみ装備可能。ただ、取りつけると肩アーマーと干渉して腕があまり動かせなくなるのが欠点。 - エフェクトパーツ
ドラゴンハングに取りつける、龍のヒゲをイメージしたと思われるパーツ。
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