1/100 HG ガンダムデスサイズ
03 XXXG-01D ガンダムデスサイズ 1995年7月発売 本体価格1500円
シリーズ:1/100 HG ガンダムWシリーズ
(02 シェンロンガンダム ← → 04 ウイングガンダムゼロ)
総合◎
総評
巨大な鎌が印象的な「死神」ガンダム。
本体自体はギミックもなく地味だが、プロポーションは良好。
シェンロンガンダムとともに当時としては非常にいい出来であり、現代のキットと比較してもそれほど引けを取らない。
反面、関節などはやはり時代相応である。
プロポーション
設定画に近く、全体的にどっしりとした太めのプロポーションである。
肩アーマーが大きめになっているので力強さを感じられ、頭でっかちということもなく、1/144キットのようなもっさりとした印象は受けない。
ヒジはポリキャップがむき出しのため見栄えが悪い。
肩アーマー横のバーニアはエフェクトパーツを取り付けるための穴が丸見えなので、周囲を黒で塗りつぶしてやるとよいだろう。エフェクトパーツを使わない人は穴自体を埋めてしまってもよい。
関節
ヒザは90度程度曲がる。その他の可動部も平均的な可動である(2000〜2005年くらいのHGシリーズ程度と言えばイメージしやすいか)。
ヒジはポリキャップでの横回転・二重関節であるので、可動に関しては現在のキット涙目なくらいの範囲まで動く。ただし、どう見てもあり得ない方向にまで曲がるため逆にポーズ付けしづらい。
手は初期のMGのような3指可動タイプ(銃火器を持たない機体なので人差し指を独立させる必要はないはずだが)。よって握力が弱い。
またビームサイズの柄が丸いため、持たせると問答無用で刃が垂れてしまう。横に振っているポーズをつけたいなら固定等の改修が必須。
肩アーマーは先端部が可動し、そこにつくバーニアも動かせる。
色分け
ほぼ完璧に色分けされている。ただ、バックパックとそこにつくバーニアは同一ランナーに配置されているにも関わらず、成型色がなぜか塗装見本と逆になってしまっている点に注意。カメラアイ、肩のアポジモーターの白と腰のV字マークの赤はシール。なお、カメラアイはエフェクトパーツなどと同じクリアグリーン成型となっている。
シリーズ恒例のメッキパーツはラインナップ中で唯一の銀メッキで、ビームサイズとバスターシールドの刃、ハイパージャマーの開口部に施されている。その代わり、他キットのように設定画で黄色い部分は金メッキではなく、並べて楽しみたい人は注意。
武器・付属品
- ビームサイズ(使用状態)
先端部が可動。クリアグリーン成型のビーム刃が3種類(通常、大型、なぎなた時)付属し着脱可能。 - ビームサイズ(収納状態)
リアアーマーにマウント可能。 - バスターシールド
ギアにより刃が連動して可動。シールド用ビーム刃はクリアグリーン成型、設定画の倍近い大きさがある。 - エフェクトパーツ
バーニア噴射をイメージしたもの。
このページのURL: