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HG SEED セイバーガンダム

24 ZGMF-X23S セイバーガンダム  2005年3月発売 1575円(本体1500円)

総合◎
シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ (23 ガナーザクウォーリア ← → 25 ザクウォーリア (ライブコンサートバージョン))

総評

カラーバリエーション&武装変えばかりだった中、久々にきた完全新規金型のキット。手首をはずす必要があるもののMA形態へ変形可能。ブレードアンテナの折りたたみは省略されている。
劇中では他の初期ガンダムより登場が遅いなど微妙な扱いの機体だったが、キットはスタイル・ギミックとも平均以上でまとまっており、なかなかの完成度を誇る。
カラーリングや変形機構、脚部の形状からガンダムエアマスターを連想させる。

プロポーション

足が長くスマートな体型で、かなり劇中の雰囲気に近い。顔は少々馬面な印象があるが、それ以外は特に言うことなし。
背中のアムフォルタスプラズマ収束ビーム砲や空力防盾(シールド)がコレクションシリーズ?よりひとまわり大型化している。

関節

上半身は色分けとの兼ね合いで肩関節の引き出しなどもなくスタンダードな構成。一方下半身はかなり可動範囲が広く、ヒザが180度近くまで曲がり、つま先もインパルスと同じように可動するので正座が可能。股関節もボールジョイントの位置が工夫されているため大きく開脚でき、SEEDらしい大胆なポーズが決まる。腰も変形機構の恩恵で一回転するが、脚を開くなどしてサイドスカートが持ち上がると干渉してしまう。
アムフォルタスはPC-15のB(昔のBB戦士の足関節に使われていたポリキャップ)によるボールジョイントで、左右にある程度の角度がつけられる。いろいろな配置にして遊べる逸品。
ウイングは独立して可動する。

色分け

シールを貼ればほぼ設定どおりの色分けになる。
具体的には頭頂部のメインカメラと後面の白、カメラアイ、胸上部の白ライン、フロントおよびサイドスカートの白、ウイングの白と黄色がシールでのフォロー箇所。
アムフォルタスからのぞく小さなビーム砲まで色分けされているのは高評価。
頭部脇・バックパック・ヒザのダクト、アムフォルタス側面のダクト、胸のV字マーク、リアスカート縁のグレー、頭部後ろのカバー縁と機関砲、空力防盾の黒など、細かい部分が要塗装ポイントとなっている。
各ダクト内の黄色は塗れば印象がぐっと引き締まる。

武器・付属品

  • MA-BAR70 高エネルギービームライフル
    グレーの単色成型でそのままでも違和感は少ないが、設定どおりにするには全塗装必須。
    いつものモナカ構造ながらセンサー部分は中央を避けて分割されている。
  • MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2
    ビーム刃はクリアピンク成型。グリップは肩アーマーにマウント可能。
  • MMI-RD11 空力防盾
    肩アーマー横に突き出たサーベルのグリップと干渉しやすいのが難点。

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