MG ガンダムヘビーアームズ EW
151 XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ EW 2012年1月28日発売 本体価格3800円
シリーズ:1/100 MGシリーズ
(150 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka ← → 152 デュエルガンダム アサルトシュラウド)
総合○ 関節○ ギミック○ 武器△
総評
カトキハジメ氏がリファインしたガンダムヘビーアームズEW版が初のMG化。
MG ウイングガンダム EWをのぞいたEW系共通の「XXXGフレーム」を採用し、MGにふさわしい稼動範囲・ディテールを備えたキットに仕上がっている。
TV版と比較すると一見カラーリングやシルエットには大きな差はないが、機体各部・武装等のデザインがEWに登場したガンダムヘビーアームズカスタムに近づけられている。
主な武装の変更点は以下
- ビームガトリングのデザイン変更と背部弾倉・エネルギー供給ベルトの追加
- アーミーナイフの接続部が腕部背面から側面へ変更
- フロントアーマーとサイドアーマーにミサイルが追加、腰・肩・脚部内蔵ミサイル内蔵部も増設。
なおこのキットの発売をもって、初期コロニー製ガンダム5機が全て揃った。
プロポーション○
設定画とくらべるとやや小顔で脚が長いものの、バランスが破綻しているという程ではなく、重武装機体ならではの力強さもしっかりと感じられるスタイル。
デザインそのものは比較的シンプルだが、付属のシール・デカールを使うことで情報量は増す。
色分けは完璧と言ってよく、ホイルシールで補完されたツインアイと額センサー以外で強いて塗装個所をあげるなら脚部ミサイルポッドの内部(白成形、説明書作例ではグレーに塗装)くらいである。
なお各部のミサイルは弾頭が別パーツになっており、塗り分けがしやすい親切設計。
関節○
フレームはEW系共通の「XXXGフレーム」を使用。
腰、足首と太腿のロール軸受けがポリキャップ、残りの関節はABS製。
全体的な稼動、保持力は良好だが、左腕のアームガトリングはその大きさと重さから片手での保持は難しく、またベルトのせいでポージングにはやや制限あり。
肘と膝は二重関節で良く曲がり、膝立ちも可能(但し背面ベルトとの干渉には気を付ける必要あり)。
開脚は90度近く開くが、足首の接地が安定するのは50度くらいか。
マニュピレーターは親指のみ稼動し、他の指は差し替え形式。
ギミック○
一番の見所は機体各所に仕込まれた武装ハッチの開閉。
全ての武装を開放した状態は十二分の迫力。
ハッチ裏もしっかりとパーツで埋まっており、密度が感じられるデザインとなっている。
その他、コックピットの開閉、膝装甲の稼動ギミックがある。
武装・付属品△
- 左腕ビームガトリング
掌についたピンでグリップを固定できるが、保持力はやや心もとない。
また重量もあるため構える際にはサイドアーマーにひっかけて腰だめにするなどの工夫が必要。
サイドグリップが2箇所あり、両手持ちも可能ではあるが供給ベルトとの接続もあるためポージングは制限される。
バックパックのマウントアームに接続して、背負うことも可能。
- アーミーナイフ
右手に装着可能。刃は折り畳める。
TV版から装着位置が変わったため、肘関節の稼動方向に対して刃が寝てしまうのが人によっては気になるか。
- シールド
左腕およびガトリング側面に選んで装着出来る。
- ビームサーベル柄&左腕ジョイント
TV版でのトールギスとの決闘の際、トロワがヒイロのために仕込んだ内蔵ビームサーベルを再現。
ただし原作のようにこの上から左腕を装着することは出来ず、差し替えとなる。
前腕は挟み込み式となっているため差し替えは少々手間。
ビームサーベル刃は付属しないため、ウイングガンダム(EW版)等から持ってくる必要あり。
- 武器持ち手(武器保持用のピン有・無)、握り拳、平手の4種が左右1つずつ
- 1/100トロワ・バートンフィギュア
- アクションベース1用接続パーツ
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