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RG ジャスティスガンダム

009 ZGMF-X09A ジャスティスガンダム  2012年7月28日発売 本体価格2500円

シリーズ:1/144 RGシリーズ
 (008 ガンダム Mk-II(エゥーゴ仕様) ← → 010 ゼータガンダム)

総合プロポーション関節・可動色分け・合わせ目ギミック武器・付属品

(レビュー投稿日:2018/02/27)

総評 ○

ジャスティスガンダムといえば、まず目につくのがファトゥム-00。
詳細はプロポーションに記載するが、ファトゥム-00のエンジン部が大きめに作られており、本体がアレンジで細身になったぶん、スタイルが悪く感じられてしまう結果になった。
ただしスライドギミックなどでコンパクトになるよう工夫はされており、バックパック状態とフライトユニット状態の折衷が突き詰められてはいるのだが、それでも装着状態は上半身の重さにかなり違和感がある。
また、本体の造形もやや甘く、モールドこそ多いのだが、それ以外の点がエッジのだるさや各パーツの作り込みが甘いなどRGらしからぬ作りになってしまっている。

ただし、ファトゥム-00にガンダムを乗せたときのバランスは良好で、かなりの説得力がある。
後発のMG ジャスティスガンダム?では、ファトゥム-00がスマートかつエッジの尖ったアレンジが加えられ、違和感が少ない作りになっている。

なお、2018年現在、水転写デカールが販売されていない。

プロポーション △

ファトゥム-00のエンジン部が厚く作られているため、上半身に比べて下半身が弱く、バランス的にファトゥムが勝ちすぎて背負わせたときのバランスがどう見ても悪い。
ファトゥム-00はアニメでは背負っているときは小ぶりなのだが、フライトユニット時はまるでブライシンクロン理論(?)で巨大化するという、アニメならではの表現で、立体化の大きな壁になってきた。
これまでのキットでは、自重の問題や見た目のバランスで小型化されることが多かったものの、このRGではフライトユニット時を考慮してかなり大きめに作られ、ぱっと見「背負い物」と呼ぶのにふさわしい大きさになっている。
本体はRGらしいスマートマッチョなアレンジになっているが、それが逆にファトゥムとのバランスの悪さを助長している感がある。
設定準拠のプロポーションなら、ここまでバランスの破綻は起きなかったと思われるが……。

関節・可動 ◎

【良い点】
・各部位よく動き、可動範囲はかなり広めで、ポージングの幅が広い。
・関節のテンションも硬めで、保持力が高い。
・個体によるが、ファトゥム-00を背負いながらも自立も可能。
・ファトゥム-00自身も可動部が多い。
【問題点】
・特になし。

色分け・合わせ目 ◎

目がシールになっている以外、色分けは成型色で十分になされている。
細かい部位では部分塗装が必要。

ギミック ◎

・ファトゥムを切り離してジャスティスガンダムを乗せることが可能。
・ビームサーベル連結が可能。
フリーダムガンダムと手をつなぐための手首が付属。

武器・付属品 ◎

  • ビームライフル
  • ビームサーベルエフェクトx2
  • 交換用手首
  • スタンドジョイントパーツ
  • 1/144 アスラン・ザラ




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