RG ゼータガンダム
010 MSZ-006 ゼータガンダム 2012年11月23日発売 本体価格3000円
シリーズ:1/144 RGシリーズ
(009 ジャスティスガンダム ← → 011 デスティニーガンダム)
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
△ | ◎ | × | ○ | × | △ |
(レビュー投稿日:2018/01/01)
総評 △
1/144でありながら差し替えなしで変形可能、というジオン真っ青の脅威のメカニズムを引っさげて登場。
モビルスーツ/ウェイブライダーどちらの形態でも良質なプロポーションを両立し、RG特有の緻密なディティールと相まって、素組み+付属のシールだけで存在感のあるZガンダムになってくれる。
……と聞くと素晴らしいキットのように見えるが、変形ギミック用パーツのいずれもが小さい上に破損しやすく、組み上げてもポロリが連発。
RGシリーズ屈指の組みづらさに加え、ポーズを取らせようとすると可動域のクセが強く思ったとおりに四肢を固定することもままならないという、組むのも飾るのも難のあるキットである。
変形にこだわりのない人は、どちらかの形態で固定してしまっても良いかも。
宇宙世紀モノでも屈指の人気MSだが、残念なことに本キットは腕に自信がある上級者向けという位置づけである。
プロポーション ◎
MS形態は、とても変形するとは思えない良質なプロポーション。
変形のために一部アレンジされている箇所はあるが、許容範囲ではなかろうか。
小さいながらにどのパーツも彫りが深く、メリハリのきいたディティールに仕上がっている。
ただ脚のアレンジ(モールド)がうるさいので、気になる方はパテなどで埋めた方が良いだろう。
ウェイブライダーも締まりの良いデザインなのはすばらしい。
関節・可動 ×
可動は差し替えなし変形ギミックの影響で、かなりひどいことになってしまっている。
本体の様々な場所が可動してしまうため、ポーズをつけている最中に気がついたら別の場所が動いていた……ということもしばしば。
特に腰アーマー周りは思いどおりの位置にできず、かなりストレスが溜まる。
また、足のつけ根が小さなC型の固定具一枚でジョイントされているため、頻繁にポロリする。
一度ポーズを決めたら、二度と動かさないくらいのつもりでいた方が良いかも。
色分け・合わせ目 ◯
色分け、合せ目については黄色の部分をシールで補う必要がある。
高級感を出すためなのか、黄色が金色になっており、好みが出てしまうかもしれない。
また、合せ目はほぼ出ない作りだが、グレネードランチャー、ライフルで一部モナカ割りの場所がある。
ギミック ×
Zガンダム最大のウリである変形は、元々の設定自体がかなりムチャなギミックだが、1/144で小型化しているためまったく遊びのないギチギチの変形をする。
どうにか変形させても、戻すのにまたひと苦労……。
パーツ破損のリスクが伴うため、こだわりがなければどちらかの形態でがっちり固定した方がストレスがない。
武器・付属品 △
付属品はおなじみハイパーメガランチャーが付属しない。
ビルダーズパーツ008が対応しているものの、生産中止となってしまい入手困難になってしまった。
安価で手に入れようとした場合、HGUC Zガンダム、HGUC ゼータガンダム(2017版)?のものを流用するほかない状態である。
- ビームライフル
- シールド
- ビームサーベルx2
- ビームライフル用サーベルエフェクト
- 各種手首パーツ
- 1/144 カミーユ・ビダン
- スタンド用パーツ
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