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1/144 ガンダムヴァサーゴ

04 NRX-0013 ガンダムヴァサーゴ  1996年4月発売 525円 (本体500円)

総合○
シリーズ:1/144 ガンダムXシリーズ (03 ガンダムレオパルド ← → 05 ガンダムアシュタロン)

総評

ウィッツに「ゲテモノガンダム」と呼ばれたMSの一体。
いかにも悪役らしいフォルムと、劇中のギミックをよく再現している好キットである。
両腕のストライククローが伸縮、背部ウイングが開閉し、腹部のメガソニック砲も差し替えなしで展開する。特に腕の伸縮ギミックは前作ガンダムWシリーズのアルトロンガンダムのそれをブラッシュアップしたものになっており、動かしていて楽しい。
本体に主力兵器を内蔵しているためか、手持ち武器はビームサーベル1本のみと少ない。

プロポーション

設定画のようなゴツい体型ではなく、バランスのとれたプロポーション。ウイングはややボリューム不足との声も。
長く張り出した耳のせいでどうしても頭が大きめに見えるが、元デザインが原因なのでやむを得ないところだろう。
メガソニック砲発射体勢では腰を落とさないと伸ばした腕を地面につけることができない。これは劇中の作画に二次元の嘘があるため。改良機であるチェストブレイクでは伸縮部分がより長い新規パーツとなり、若干ながら改善されている。

関節

ストライククローが前作Wに登場したアルトロンガンダムのドラゴンハングとほぼ同じつくりなので、ポリキャップはWシリーズと同じPC-110を使っている(チェストブレイクも同様)。しかし今回は根元もポリ接続になったおかげでヘタりの心配はなくなり、回転軸が追加されたためポージングの幅が大きく広がった。これに対してウイングはポリキャップが一切使われておらずヘタりやすい。
腕はデザインの都合でポリ関節が前腕ではなく上腕側についているのが特徴。そのため、ヒジを曲げていると上腕が短く見える。
また、メガソニック砲を内蔵する関係で腰が回転しないという欠点がある。一応胸の内部に回転軸となるものはあるが、本来メガソニック砲展開のためのものなので左右にはほとんど動かない。

色分け

先発のフリーデン所属ガンダム3機に比べてパーツが多めな分、成型色があずき色を混ぜた赤とミッドナイトブルーの2色しかないので、色分けはホイルシールに頼った部分が目立つ。具体的にはカメラアイ、胸の赤とオレンジ、ブレードアンテナとストライククローとフロントアーマーのゴールドがシールで補完されている。
手や足の甲の赤、フンドシ上部のミッドナイトブルー、クロービーム砲と腕の伸縮部分とバックパックのグレー、バックパックに付くバーニアのブルーグレーは要塗装。
クロー基部も本体の赤より少し茶色がかった色が指定されているため、塗装見本どおりにしたければここも塗装となる。

武器・付属品

  • ビームサーベル
    ビーム刃と一体のミッドナイトブルー成型。
    非使用時はグリップをリアスカートにマウントするという設定であるが、キットではギミックごと省略されている。

ストライクシューターはキット発売後の登場であるため付属しない。

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