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1/144 ガンダムアシュタロン

05 NRX-0015 ガンダムアシュタロン  1996年5月発売 840円 (本体800円)

総合○
シリーズ:1/144 ガンダムXシリーズ (04 ガンダムヴァサーゴ ← → 06 ガンダムエックスD.V.)

総評

平成ガンダムでは珍しい「重量級の可変機」という機体で、手首の差し替えでMA形態に変形可能。
他のガンダムより高い価格設定だけありボリューム感は半端ないが、その大きさが長所でもあり短所でもある。

プロポーション

本体はがっしりとしたプロポーション。上腕はやや細いが、全体的にはマッシブかつヒーロー体型である。
ただし

  • 大型機体ながらシリーズ共通のポリキャップ(PC-115)を使用しているため、関節や手が貧弱に見える。
  • つま先側の靴の面構成に歪みがある。
  • MA時の頭部は裏側パーツが前方にしか存在しないため、中空の部分が変形後に目立つ。
  • 肩アーマー側面にはふたパーツが存在するものの、内側が比較的よく見えてしまう。
  • アトミックシザーズ収納カバーとアシュタロン本体をつなぐステーがかなり細い。

など、細部にやや残念なところがある。
また、頭部はいかにも悪役らしい面構えなのだが、劇中の印象とは程遠いのが気になる。

関節

大柄なのにPC-115を採用した影響は外見にとどまらず、ヒザ関節を除いた各部の保持力にやや難あり。特に股関節は要補強。脚部が大きい分、変形時にたれ下がりやすい。
フロントアーマーが左右一体であるなど、可動そのものは当時の標準的なレベル。
変形時の設定に二次元の嘘があり、変形の際は腰サイドアーマーを左右に開かなければならない。
ヒザ関節は約80度可動、ヒザアーマーも独立可動するが変形には中途半端なところまでしか曲がらない。
MA時の頭部はバックパックポリキャップ内蔵の二重関節で接続されているが、 アトミックシザーズのカバーと干渉する。側面につくバーニアカバーは差し替えで展開。
アトミックシザーズはバックパックとカバー、カバーとアーム、 アームとシザースの接続部がポリキャップになっている。アームの節やハサミの関節は(サイズ的にどうしようもないのだが)プラ同士であるため、動かしているとあっという間にヘタる。腕に自信があるならポリパーツなどに交換するのがベスト。

色分け

いろプラは採用せず、紫、ミッドナイトブルー、ライトグレーの3色成型。
これ以外の色が使われている部分(顔や胸、フロントアーマー、アトミックシザーズのカバーなどの赤、アンテナや胸部ダクトの黄色)はすべてホイルシールに頼った色分けである。
足の甲の紫、腹部前半分のライトグレー、マシンキャノン周辺のミッドナイトブルーは要塗装。

武器・付属品

  • ビームサーベル
    ビーム刃と一体のライトグレー成型。

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