Top/1/144 シャイニングガンダム

1/144 シャイニングガンダム

G-01 GF13-017NJ シャイニングガンダム  1994年4月発売 525円 (本体500円)

総合○
シリーズ:1/144 Gガンダムシリーズ (→ G-02 ドラゴンガンダム)

総評

Gガンダム前半の主役機。鎧武者・武道家・歌舞伎役者を混ぜたようなデザインである。
ギミックとして頭部の前半分を差し替え、アームカバーを外側に引き出すことでノーマルモードからバトルモードに変形する。コアランダーの着脱も可能。
スネ側面のシュートブースターカバーやアンクルアーマー後端アウトリガーの可動、つま先のスライド機構といった下半身の変型がすべて省略されているため、スーパーモードは別売りのグレードアップセットを使用しても上半身しか再現できない。アニメ本編にスーパーモードが登場する前に発売されたキットなので、これは仕方ないところだろう。
それを除けば本体の出来はほぼ問題ないが、ビームソードが1本しか入っていない、そして決め技・シャイニングフィンガーを再現するための平手が付属しないのは非常に惜しい点といえる。
2011年にはHGFCブランドでリファインを果たした。

グレードアップセットには、スーパーモード用の頭部後ろ半分、展開した肩アーマー、シャイニングフィンガー用平手(金メッキ、左右)が入っている。

プロポーション

基本的には良好。
カメラアイはVガンダムなどと同じく、塗装やシール貼りがしやすくなるように頭部の後ろ半分と一体で成型されているので、前半分を取りつけると奥に引っ込んだように見えてしまい、やや不自然。
また、首まわりがボリューム不足のほか、胴体が胸から腹にかけて短いような印象を受ける。
スネはアンクルアーマーを一体成型しつつ足の可動範囲を確保するためか裾が広がっており、その結果脚部全体が太く見え、相対的に足首は小さい。
アームカバーの裏にはシャイニングショットの射出口が再現されている。
シリーズ恒例の梨地加工はアームカバーに施されている。

関節

首、肩、ヒジ、手首、腰、股関節、ヒザ、足首が可動。
肩アーマーは肩軸に接続するタイプのため上腕と独立しており可動を妨げない。
腰アーマーはフロントとサイドがボールジョイントにより可動するが、ややポロリしやすいのが欠点。
ヒザは約90度まで曲がる。

色分け

白、濃い青、赤、黄の4色成型。アームカバー内側のスマッシュブースターはバトルモードを意識した黄色成型である(HGFCはノーマルモードに準じたグレー成型)。
ホイルシールによりアンテナや胸部ダクトの黄色、肩アーマーやアゴの赤、シュートブースターカバーの青、胸部レンズ、カメラアイがフォローされ、ほとんどの色分けはこれで再現される。
キングオブハートの略式紋章も付属しているが、周囲にホイル地の余白があって目立つので切り取ったほうがいい。
部分塗装が必要なのはアゴの赤、襟元のバルカン砲、フロントスカートやアンクルアーマーの黒ライン。黒ラインについてはグレードアップセットにシールが収録されている。
なお、アームカバーの六角形の部分は塗装見本では白(旧1/100や1/60も白で色分けされている)だが、設定画や後年発売されたMG、HGFCでは周囲と同じ青である。
また、コアランダーは青の単色成型となっている。

武器・付属品

  • ビームソード
    柄の長いほうのソードのみ付属し、ビームと一体の黄色成型。
    収納状態のグリップはサイドアーマーと一体成型のため取りはずすことができない。

コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/1/144 シャイニングガンダム?

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP