HG 00 セラフィムガンダム

37　GN-009 セラフィムガンダム　　2009年2月14日発売　本体価格1000円

シリーズ：1/144 HG 00シリーズ
　(36 ジンクスIII（連邦軍型） ←　→ 38 ダブルオーライザー (ダブルオーガンダム+オーライザー) デザイナーズカラーVer.)

総合○

総評

セラヴィーの背中の人こと、セラフィムガンダムのキット。バックパック形態に変形し、セラヴィーと合体することが可能。
腕の途中からセラヴィーのGNキャノンと互換性があり、二個買いすればオープニングのサーベル六本持ちを再現できる。
変形は腕と頭、（フェイスバースト時の）メインカメラが差し替え。

顔（小）の白いマスクのパーツは切り出し時の破損報告が多いため、該当パーツをランナーから切り離す際には負荷をかけない様に要注意。

プロポーション

元からして2Dのウソが多そうなデザインだが、設定画のプロポーションと比較するとキットは肩幅が広く、腕が太く短い。対照的に胴体や足は細めな印象。
キャノンに変形するギミックの都合か、肩から先の腕全体が妙にごつくて寸詰まりな感じがするため、バランスが受け入れられない人もいるかも知れない。手首がキャノン砲口に埋まっていて、かつ引き出せないことも要因。
とはいえ、全体的に程良くまとまっており、バックパック形態も良好。
GNアーチャー同様、股関節軸にモールドが彫ってある。顔はケルディム似。

関節

可動範囲は優秀。
アリオスと同様にボール＋受け皿自体が可動する肩関節、遮蔽物がなくダブルボールジョイントをフルに動かせる首関節に、ほぼ180度曲がるヒザ関節、さらに脛部分は前後に曲がる上に左右に傾けられるので大変自由度が高い。オマケにもう一つ足首に軸がつき、脚部の可動はこれまでのHG00で最高レベル。
ただし、足自体はかなり小さいので立たせる際は注意が必要。
ヒジ関節は80度くらいの可動範囲で、手首は珍しく軸関節。
胴体の黄色アンテナの接続が緩く、ポロリしやすいのはマイナスポイント。

色分け

額の赤、頭部カメラアイ、胴体フェイスの眼、ヒジのレンズ、腿のダクト、バックパック時の頭ダクトはシール付属。
額、ヒジのレンズ、手首レンズはクリアパーツ。
元々真っ黒なこともあって、クリアカラーで塗装するとよく映える。

武器・付属品

ビームサーベル（柄）×2
ビームサーベル（刃）×2
クリアピンク成形。
ビームダガー刃×1
クリアピンク成形。

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