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HG IBO ガンダムアスタロト

019 ASW-G-29 ガンダムアスタロト  2016年05月13日発売 本体価格1000円

シリーズ:1/144 HG IBO/IBAシリーズ
 (018 グレイズアイン ← → 020 ガンダムアスタロトオリジン?)

総合プロポーション関節・可動色分け・合わせ目ギミック武器・付属品

(レビュー投稿日:2016/06/10)

総合 ○

オルフェンズ外伝『月鋼(げっこう)』の、「様々な機体から装甲を継ぎ接ぎした外見」が特徴的な主役ガンダムがHGに登場。
バルバトス第1/第4形態と同じガンダムフレーム1を使用している為、初めてのガンダムフレーム1の流用キットと為る。
キマリス?キマリストルーパー?はガンダムフレーム2、グシオンリベイク?はガンダムフレーム3、バルバトス第6形態はガンダムフレーム4)
また、デザイナーの形部氏による計らいで装甲部は二個買いするとシンメトリーに出来る構造になっているとのこと(手甲など若干手を加える必要があるところがあるが)

コストの限界に挑んでいる所はあるのだが補完出来ない色分けが多めなので○とした。

プロポーション ○

デザインの時点でガンダムフレームの内蔵がある事から非常にスタイリッシュ。
設定画と比べると水色部分がやや明るめだが雰囲気は十分再現されていると言えるだろう。
バックパックが1パーツ成型で、正面から裏の肉抜きが見えるのは×。

関節・可動 ◎

肘は凡そ130度ほど、装甲形状の関係から左の方がよく曲がる。
逆にポリキャップをの引き出しを含めた垂直方面への可動域は、右腕の方が良く上がる(角度にして130度ほど)。
下半身は同じフレームを内蔵している事もあって、バルバトス第4形態と同程度の可動域を確保(膝は左右共に130度程、足首は真横まで)。
両腰のブーストアーマーは前後への軸可動と基部でのはね上げが出来る。
左腕サブナックルは親指がBJで可動、残りの二本が軸関節で90度ほど可動。

色分け・合わせ目 ○

頭部後方と右腕前方の一部と後方、左腕、ブーストアーマーに合わせ目あり。
特にブーストアーマーはガッツリ最中割りである意味潔い。
付属武器のデモリッションナイフとライフルも最中割り。

色分けは左膝と足首のグレー、爪先の黒、ブーストアーマーの六角形部分、胴体のセンサー(?)、ツインアイがシールで補完出来る。
しかしブーストアーマーの水色部分(前後の基部付近とバーニア)と右肩アーマーのグレー部分にはシールが無いなど惜しい所も目立つ。
ライフルのセンサー部分もシールによる補完無し。

ギミック ○

バックパックの3ミリ穴にサブアームを差す事で、デモリッションナイフをマウント可能。
また他のガンダムとのバックパックの交換にも対応している。
左腕サブナックルを組換えで右腕に出来るギミックあり。
デモリッションナイフはグリップと刀身半ばの二か所が可動し折り畳みと展開が可能、サブグリップも可動して支える時に役立つ。

武器・付属品 ◎

  • デモリッションナイフ×1
    展開するとHGサイズと思えないほどの迫力ある武器になる。
  • ナイフ×1
  • ライフル×1
  • サブナックル×1
  • ホイルシール

その他

ガンダムトライエイジや小説/漫画の第2話での対物ライフル+αが、2016年10月に発売された雑誌「ガンプラエース(ガンダムエース12月号増刊号)」付録の「鉄血のオルフェンズ月鋼 MSオプションセット」としてキット化された。内容は以下の通り。

  • 210mm対物ライフル
    腰のブーストアーマーを外して装着。銃身にはモノポッドが付いており、基部で軸稼働する。
    (ホビージャパン7月号(2016年5月25日発売)での対物ライフルの作例からのフィードバックか、設定画では腰に直付けだったのがジョイントを介して腰と接続する様になっている)
    銃口が横向き、その他が縦のモナカ割だが、塗装する箇所も見当たらず見栄えは良好。
    取り回しもジョイントのライフル側が前後、腰側が軸可動するのである程度の余裕あり。
    サブグリップとメイングリップだけでも保持出来るので、ライフルを左右に大きく振るならジョイントは外しても良いかも。
    また対物ライフル基部は左右対称の構造なので、ジョイントを反対側に差し替えると左腰にも装備が可能。
  • パイルバンカーシールド
    パイルバンカーは前後に可動。グレイズアインの様に引き抜く事は出来ないが、叩き込む瞬間の再現は可能。
    アスタロトのサブナックルを取り外して3ミリ軸での接続+手首グリップでしっかりとした保持が可能。
    手首だけでも保持出来るが、グレイズのアックスやシールドと同じ丸軸なので、構え方によっては自重で回転してしまう。
    側面4カ所に3ミリ穴が開いているので、自由なカスタマイズが楽しめる。
  • ウェポンラッチ×2
    パイルバンカーシールドに装着が可能。
    丸軸と角軸に対応しているので、HGIBOの武器なら殆どは保持出来る。
  • フレキシブルアーム
    対物ライフルのジョイントとパイルバンカーシールドを組み合わせて、背部に武装一式を懸架する事が出来る。

勿論すべてアスタロト以外のキットにも使えるので、自由に使ってカスタマイズしよう。




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