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HG SEED ヴェルデバスターガンダム

042 GAT-X103AP ヴェルデバスターガンダム  2006年8月10日発売 本体価格1600円

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
(41 ストライクノワールガンダム ← → 43 105スローターダガー)

総合○

(レビュー投稿日:2016/02/25)

総合

再生産されたバスターガンダムを強化改修したという設定の機体。
連結こそできなくなったものの、武器が2丁から4丁に増え、本体にも追加装甲がついてボリュームアップした。
元キットの良好なプロポーションや関節構造はそのまま、スタンドも付属しており内容は充実している。
ちなみに色違いのバスターガンダムとしても組めるが、はめ殺しや挟み込みとなるパーツがあり、完成後の組み替えは現実的ではない。

プロポーション

手足の長いヒーロー体型で単純にカッコいいが、下半身にボリュームがあるアストレイズの設定画とは異なる印象。
アームが可動重視で太くなりすぎたので着ぶくれ感がある(設定画のようにビームライフルの持ち手の隙間に腰サイドアーマーが重なっていないためと思われる)。

新規パーツに元キットのパーツをミックスビルドのように使用しているが、バスターのパーツを極力余らせないようにしてあるにも関わらず違和感は全くない。

関節

元のHGバスターが2003年の設計であるため仕方ない点ではあるが、肩のスイングがない、せっかくの上腕ロールが肩に干渉しがち、腰がボールではないなどの欠点が見受けられる。

股関節ブロックは新造パーツで、ストライクノワールブルデュエルなどと同様のスイング機構とスタンド穴が搭載された。腰のデザイン自体は変わっていないため、元のバスターとして作る場合にも組み込めるのが魅力。

腰から伸びたアームの先には新武器・複合バヨネット(銃剣)装備型ビームライフルがつき、取り回しやすいようにアーム接続部でスライドするようになっている。左右のライフルを合体させての2連装ランチャー形態も再現可能。なお、アームはHGバスターと違い非使用時もロックされないのでぐらつくが、ライフルを腰からぶら下げるか手に持つのが基本なので大して問題にはならない。

頭部のバイザーは上下に可動。

両肩のガンランチャーとビーム砲はボールジョイントで可動するが、肩アーマー後部の偏向板と微妙に干渉し自由度は低い。
その肩アーマーの新規部分には元のバスター同様のミサイルハッチ開閉ギミックがある。

色分け

元キットの時点でもよく色分けされていたが、新武器やデザインの変わった部分も抜かりなし。
ガンランチャーとビーム砲は濃い緑で指定されていた部分がグレーに変わり、塗装する必要がなくなった。2本ともABS製なので地味にうれしい変更点。
腰の丸センサーは元のHGバスターとは違いシールが付いてくる。
その他、カメラアイ、頬やライフル側面の赤などもシール。

武器・付属品

  • 350mmガンランチャー
    HGバスターからの流用で右肩アーマー上に移動。
    グリップのあった位置を新規パーツが覆っているため、手で構えることはできなくなった。
  • 94mm高エネルギービーム砲
    HGバスターからの流用で左肩アーマー上に移動。なぜか名前が微妙に変わっている。
    こちらも手で構えることはできなくなった。
  • M9009B複合バヨネット装備型ビームライフル
    前述のとおり両腰に下げた新武器。バヨネットは折りたたみ式。
    1丁ずつ構えられるほか、2丁を合体させることで大出力2連装ランチャーとなる。
    手首がHGバスターからの流用でグリップ形状に合っていないためか、手持ち時にしっかり持てていない感がある。
  • 展示用スタンド(ベース1)




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