HGBF R・ギャギャ
024 AMX-104GG R・ギャギャ 2014年12月13日発売 本体価格1800円
シリーズ:1/144 HG BFシリーズ
(023 ウイニングガンダム ←? → 025 百万式)
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
(レビュー投稿日:2017/02/03)
総合 ○
ギャンギャギャン、ギャンバルカンで局地的にギャンブームを巻き起こしたサザキススムの妹・カオルコ(通称ギャン子)の機体のキット化。
「機動戦士ガンダムZZ」に登場した「ギャンの思想的後継機」R・ジャジャをベースに「サザキ家伝統の盾」を両肩に装備。更には兄ススムがギャンバルカンに装備していたガトリングガンも後部バインダーに装備している。
改造機ではあるものの、R・ジャジャはTV放映時以来のキット化となる。
後述の肩関節とツインビームソードの問題があるので、ポージングして飾るのにはあまり向いていない。
「全体で見ると個性的なのに、ひとつひとつのパーツブロックはシンプルでむしろ没個性的なデザイン(=色替えでのイメージ変えがやりやすい)」な点や、塗装し易そうな主色のライトグレーを考えると、シルバーや(元機体を意識した)赤などの全体塗装を楽しむキットか。
プロポーション ○
キット単品で見る分にはヒーロー体型に肩・フロントアーマー・スネなどの大きさがメリハリを利かせていて恰好良い。
が、設定画と比べると腕や上半身の太さが全く足りていない。その辺が気にならないなら◎評価でOK。
関節・可動 ○
肘は120度、膝は100度程度。
胴体は腹/腰の2重ボールジョイントで良く動く。2つのBJの位置が前後に大きくずれているので、動かした時の表情付けも良い感じ。
サイドアーマーと股関節の位置が離れているので開脚は真横まで開く。接地も上々。
両肩のギャンシールドはサブアームで接続されており、シールド/肩側それぞれ2軸、アーム中央で1軸可動し、かなりフレキシブルに可動。
肩関節はイマイチで、ボールジョイント+すぐ外側に上下1軸だが肩パーツの重さと干渉で1軸の意味があまりなく、無理めに動かすと抜けてしまう。
首も可動は良いがPC-002の首用ポリキャップを使っているので、緩いとまではいかないがすぐ動いてしまう感がある。全体に比して細いのもプロポーション的に気になる。
思うに、この大きさのキットでPC-002は少し無理があるのでは、という気がした。
色分け・合わせ目 ◎
色分けは良好。
モノアイはレールの黒にピンクのシールを重ね貼りで再現。
胸・股間・膝の黒、トサカ中央のグレーがシール。
ふくらはぎ側面・後面、盾、背中のバーニアのオレンジはシールでの補完も無し。
ただふくらはぎ側面のバーニアは部分塗装し易いよう配慮されたパーツ構成になっている。
また、金部分の成型色がこれまでのものに比べるとかなり綺麗で、少し離れて見る分にはこれでも十分と思えるほど。
合わせ目は両肩上部、ふくらはぎ前面、ビームサーベル鞘に出る。
定番の位置のみだが、パーツが大きいので普通より目立つ。
ギミック ◎
ツインビームソードの連結・分離。
両肩シールドを外して、グリップパーツを使用しての手持ちが可能。
シールド側面を展開させ、エフェクトパーツを使用してビームカッターの再現が可能。
カッターエフェクトがちゃんと2枚分付いているので、両方同時にビームカッター状態に出来る。
またシールド中央にはツインビームソードの刃を取り付ける事も出来る。余剰パーツの非クリアビーム刃も取り付け可。
後部バインダーのガトリングガンは脱着が可能。
武器・付属品 ○
ツインビームソードの柄が丸軸でダボ等もないので、特にガード付きの柄はすぐ回ってしまい、「持たせてポージング」がまともに出来ない。
- ビームサーベル
柄、鞘(左腰に接続可)、サーベル刃(クリアグリーン成型)。 - ツインビームソード
柄×2(うち一つはガード付き)、刃×2(クリアグリーン成型)。 - ビームカッターエフェクト×8
クリアグリーン成型。 - シールド用手持ちグリップ×2
- ホイルシール
他、余剰パーツとしてHGBC ヴァリュアブルポッド?付属のサーベル刃(非クリア成型)×2、ソード柄×1。
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