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HGBF 百万式

025 MSN-001M 百万式(メガしき)  2014年12月20日発売 本体価格1800円

シリーズ:1/144 HG BFシリーズ
 (024 R・ギャギャ ← → 026 アメイジングレッドウォーリア)

総合○ 関節○ 色分け○ 武器◎

総評 ○

ガンダムビルドファイターズトライに登場。ガンプラ心形流のビルダーであるサカイ・ミナトが、デルタガンダム?をベースとして作成した機体。
カラーリングが金色から青紫色に変更され、頭部や胴体、腕部アーマーなどのデザインが変更されている。
元キット?にあった変形機構がなくなった代わりに、バックパックの「メガランチャー」を装備しているのが最大の特徴。
このメガランチャーはランチャー・フライヤーなどの形態に変形し、プレイバリューは非常に高い。
機体本体には目立ったポイントはないものの、色分け・可動などは近年のHGキットの標準的なラインに達している。
また、近年のHGキットでは省略されがちな手首パーツが豊富に付属している点、後述の余剰パーツによるお手軽カスタムが楽しめるなど、総じて「お得感」のあるキットに仕上がっている。

なお、背部メガランチャーはHGBC メガライドランチャーとして単品発売もされているが、HGBC版は成形色が白に変更されており、また左右のバインダーが付属しない(よってメガフライヤー形態への変形不可)という点で異なる。

プロポーション

設定画ではかなり小さめに描かれていた頭と胸部が、キットでは一回り大きくなっている印象。
脚が長くスマートなプロポーションで、背中のメガランチャーもあいまって、正面から見たシルエットはかなり縦に細長い。
反面、側面からみたボリュームはなかなかものである。

元キット?がメッキ仕様だったため、本体表面装甲パーツの多くはアンダーゲート仕様になっている。
合わせ目はモールドの一部にするなど極力目立たないように工夫されているが、それでも膝・脛フレーム・肩関節などに若干あり。
特に膝の合わせ目は目立つ上、ゲート跡もあるので綺麗に作りたい所。

関節 ○

関節はPS樹脂製で、全体的な保持力はそこそこ。
背負い物の重量が結構あるため、自立時の姿勢にはやや注意が必要。

頭部はチークガードが襟元のパーツと干渉するため左右に動かしづらい。
肩は前後スイングあり。肘関節は1重のみだが130度程となかなか曲がる。
股関節はボールジョイントで開脚は80度程度。
太股をあげる際はフロントアーマー付近の装甲がやや邪魔になるが、装甲自体もある程度稼動するため、干渉はそれほどでもない。
膝は2重関節で、太股部との接続は挟み込み式。バックパックとの干渉を考えなければかなり曲がる。
足首まわりはすっきりしたデザインのため、接地性は高い。

色分け ○

元々色数の少ない機体であるため、成形色での色分けはHGとしてはほぼ完璧。
前腕・膝裏の動力パイプやわき腹の小装甲などのホワイトもしっかりと成形色で再現されている。
またホイルシールはカメラアイ(黒)の他に、額・後頭部センサー(グリーン)が付属するのだが、同じくグリーンであるビームライフルのセンサーにはなぜかシールがなく、要塗装となっている。
他に部分塗装が必要となるのは、肩アーマー及びメガランチャーのダクト、サイドアーマーのグレーと、メガランチャーのバーニア付近のホワイト。

武器・付属品◎

  • ビームライフルx1 
    デルタガンダム?と同型。グリップは折りたたみ可能。
  • ビームサーベル・サーベル刃 x2
    背部バインダーにマウント可能。ビーム刃は刀状の独特の形状。
  • メガランチャー
    差し替えによってランチャー発射形態・メガフライヤー・メガライダーの各形態に変形可能。
    砲頭部や接続アームが収縮する他、左右のバインダーと大小の翼、後部バーニア部がそれぞれ稼動し、底面に機体懸架用のグリップも仕込まれているなどギミックが豊富。
  • 手首
    握り拳(左右)・平手(左右)・武器持ち手(左右)。
    3種とも比較的造形の出来が良く、貴重な右平手も付属している。
  • 余剰パーツ群
    デルタガンダム?のランナーから多くの余剰パーツが出る。
    (頭部、フロント・サイドアーマー、脹脛アーマー、肩アーマー等)
    全てがそのまま使えるわけではないが、頭部など丸々ついてくる部分もあり、百万式のパーツと組み替えることでちょっとしたカスタムが楽しめる。




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