MG ザクII (シャア・アズナブル少佐機)
002 MS-06S ザクII (シャア・アズナブル少佐機) 1995年10月発売 2625円 (税抜2500円)
総合○ 関節○ ギミック○ 武器・付属品○
総評 †
ガンダム同様初期のMGであるので、関節の保持力やパーツの合わせ目の位置などに現在ほどの配慮はなされていないものの、それ以外は現在のMGと比較しても遜色ない好キット。
特にプロポーションのまとまりの良さから1st世代を中心に根強い人気がある。
プロポーション †
HGUCザクほどアニメ版に近くはないが、ガンプラブーム〜MSV世代には馴染み深いスタイル。その方面からの評価は高く、手首周辺がボリューム不足、全体的に細身、との声もあるが一つの決定版とも言えるプロポーションである。
だが右肩が長方形になっている、前腕が内側に湾曲している、マシンガンのドラムマガジンがオフセットされている、など賛否の分かれるアレンジも存在する。スジ彫りやディテールもややクドめ。
関節 †
保持力は全体的に弱めだが自立に支障が出るほどではない。足首を除けば可動範囲も標準並。フロントスカートはフンドシ側に回転させるようにすればそこそこ開く。
足首はほとんど動かず、素立ち以外のポーズでは接地性に難あり。足首ブロック上面を斜めにする、関節構造を見直す、など改修は大掛かりなものになる。
ヒジの二重関節には横ロール可動が入っているので、前腕のヒジ側を上に向けてザクマシンガンを構える独特のポーズが可能になっている点はポイントが高い。
手首は可動指の保持力が弱く、ガンダム同様武器を持たせるのに苦労する。アサフレックス製の平手を曲げて武器の握り手を作るのがオススメ。
ギミック †
内部フレーム再現やコクピットハッチ開閉程度で特に凝ったギミックはない。
機体各部の動力パイプは、ポリ製の芯材にパイプスプリングを通し、さらにプラ製のリングを被せるという凝った構造。質感は素晴らしいのだがプラパーツのゲート処理が大変。これはプラ棒などに通してまとめて処理するとよい。
武器・付属品 †
- マゼラトップ砲
- シュツルムファウスト×2+ラッチ(サイドスカートにマウント可)
- ザクマシンガン+ ドラムマガジン×1(マガジンはリアスカートにマウント可)
- ザクバズーカ(スコープ部を回転させて腰部ラッチにマウント可)
- ヒートホーク(サイドスカートにマウント可)
- 頭部アンテナ(TV版のものとMSV版のものの2種)
- 宇宙用脚部スラスターパーツ/地上用カバーパーツ
- 1/100シャアフィギュア(座/立)
- ディテールアップ用パーツ
スカートにマウントされる各種武器はそれぞれサイド、リアに付け替え可。
マーキングシール、ガンダムデカールの他に、シールを貼った段差でパネルラインを表現するためのフィルムシールが付属。
右肩のシールドには鷲のマークが印刷されている。
コメント
コメントはありません。 Comments/MG ザクII (シャア・アズナブル少佐機)?
このページのURL: