MG ダンバイン
001 ダンバイン 2000年8月発売 本体価格3500円
総合○ 関節× ギミック◎ 武器・付属品○
総評
MGダンバインシリーズ唯一(※、当時)のキット。
色換えキットの発売すらなかったこと(※、当時)が、売れ行きを物語る。
プロポーション、パーツ分割等は文句無しの出来。開発過程から非常に良く練られたことが窺える。
しかし関節に問題があり場合によっては自立さえ困難な事、羽根が少し動かすと基部からポロリする事が評価を大きく分ける。
またガンプラなどから流用の利かないデザインでありながら、通常の握り手が付属していないという問題もある。
(以下wiki編集者追記)
元のレビューではこれらの点で評価が真っ二つに割れていたが、wiki版への移設時点(2014年)の視点では
「まあプロポーションと関節・羽根ポロリで相殺かな」
と感じたので総合○とした。
※2013年3月、テレビアニメ放映30周年を記念してバリエーションキット「トッドダンバイン」「トカマクダンバイン」がプレミアムバンダイにて販売された。
プロポーション
劇中のイメージに比べると細めで貧弱な感じはするが、問題があるほどではない。
アニメのイメージを残しつつも、立体映えするようスマートに仕上げられ、良好なバランス。
関節
基本的にビス止めがなされており、保持力はコンバータも含め結構高い。
但し爪先の保持力が無い上、デザイン上接地面が極端に少なくまたオーラコンバーターの重さもあって自立が困難。
羽根基部もすぐグラグラになるので接着前に対策が必要。
ギミック
ギミックはコクピットハッチ開閉、コンバータの開閉、脚部・頭部の生体パーツ再現程度。
パーツ分割については非常に良好で、合わせ目は肩パーツに出るのみ。
色分け
ほぼ完璧。基本成型色の薄いすみれ色も上品。
目、羽根、ハッチとクリアパーツを三色使用。目には複眼ディテールも。
爪パーツも半透明の乳白色で大変良好。
足指の甲殻類的ディテールも良い。
生体パーツのゴム素材は評価の分かれるところ。
武器・付属品
- オーラソード+鞘
- オーラショット×2
- 平手(左右)
- オーラソード握り手(左右)
- ショウ・ザマフィギュア(座/立)
設定武器は全て付属。造りも良い。通常握り手が無く、剣握り手に汎用性が無いのがやや難。
自立性の問題からスタンドの付属も求められたところである。
このページのURL: