HGUC ガンダムMk-II ティターンズカラー
30 RX-178 ガンダムMk-II ティターンズカラー 2002年5月発売 本体価格1000円
シリーズ:HGUCシリーズ?
(29 Ex-Sガンダム ← → 31 バウ (量産型))
総合○ 関節◎ ギミック○ 武器○
総評
地味ながら充実した内容の良キット。ポーズ付けの幅も広く、シャープな印象でカッコいい。
HGUCでエゥーゴカラーのMk-II単品はリリースされていないため、エゥーゴカラーのMk-IIが欲しい人は、このキットを白く塗るか、スーパーガンダムまたはフライングアーマーを買うしかない。
限定版としてはエゥーゴカラーのMk-II単品も出ており、2005年5月には「劇場版 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」公開と連動して、カラーメッキ処理済みの「劇場公開記念限定版 ガンダムMk-II(エゥーゴ)エクストラフィニッシュVer」? (2100円税込)が、また映画館限定発売で「劇場限定版 クリアカラーバージョン ガンダムMk-II(エゥーゴ)」?(1100円税込)という商品が発売された。
のちのスーパーガンダム形態も想定されているため、バックパックのカバーパーツの下にGディフェンサーとの接続部(ポリキャップ)があり、ここに他キット(HGUC ガザC (一般機)等)付属のスタンドを差し込むことで背面遊泳ポーズなどで飾ることができる。
なお、バックパックはHGUC ジムIIIと同型で互換性あり。
胴体にコックピット状のモールドがあるがコックピットハッチは残念ながら可動しない。
初期のHGUCなので、頭部、肩、前腕、胴体上面、バックパック、サーベルラック、太もも、脚部、アンクルガード、武器類など、ほぼすべてのブロックに合わせ目が出る。
足裏にディテール兼用の肉抜き穴が開いている。
プロポーション
アニメ設定のどっしりとした印象とは異なり、MG、PG、GFFと比較しても最もスマートな体型。
足首関節周辺のスカスカ感がちょっと気になるが、プロポーションそのものは非常に良好。
関節
可動範囲、保持力ともに良好。
肩関節基部は前後、上下スイング可動。
つま先ブロックはつま先を伸ばすように可動する。
ヒザの二重関節ブロックはスネ側が挟み込みとなっている。
上腕の横方向へは水平まで、肘は90度、膝は二重関節のおかげで90度強可動。
バックパック左右のスラスターはボールジョイント接続で表情付けには十分なほど可動、ただしエネルギーチューブの干渉に注意。
色分け
外部装甲は黒いガンダムと呼ぶにはやや青みが強い。
その他は肩横スラスター、シールドのぞき窓、脚部スラスターなど、細かい部分まで別パーツで色分けされていて優秀。ホイルシールを貼るのはカメラアイと頭部前後のセンサーのみである。
設定どおりに塗り分けるならビームサーベルに加え各種センサー、背部バーニア内、肩前後の小スラスター、つま先の先端、各装備品などに細部塗装が必要。
また、01、02、03と各大きさ違いで三種類(左肩、右膝、腰後ろ)の機体番号を再現できるマーキングシールが付属する。
それぞれのパイロットは順にエマ・シーン、カクリコン・カクーラー、ジェリド・メサで、カミーユが強奪したのはジェリドの搭乗していた3号機。
武器・付属品
- ビームライフル
フォアグリップが可動。カートリッジの着脱はできない。 - ハイパーバズーカ
グリップが可動、リアアーマーのラッチにマウント可能。こちらもカートリッジの着脱はできない。 - 頭部バルカンポッド
- シールド
伸縮ギミックは差し替え位置を変更することで再現。
のぞき窓は貫通しておらず、開口してもビームライフル用予備カートリッジが着脱不可能のため視界を塞がれる。
シールド裏には押し出しピンの跡があり、表パーツのツメを固定する穴も貫通していて、裏から見るとそのツメがまる見え。 - ビームサーベル
右手と一体成型された使用状態のものと、バックパックのサーベルラックに収まるグリップ2本が付属。
グリップはビーム発射口に他キットのビーム刃パーツ(HGUC ネモ (ユニコーンVer.)のもので確認)を取りつけられる。
ただしサーベルラックに固定する穴が肉抜き穴兼用のため見栄えはイマイチで、構え方に工夫が必要。 - 手首
銃持ち手(右)、サーベル持ち手
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