Top/MG ウイングガンダム Ver.Ka
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*69 XXXG-01W ウイングガンダム Ver.Ka 2004年3月発売 3675円 (本体3500円) 総合◎ 関節○ ギミック○ 武装◎ シリーズ:[[1/100 MGシリーズ]] ([[68 キュベレイMk-II (プルツー専用機) ←>MG キュベレイMk-II (プルツー専用機)]] [[→ 162 リックディアス>MG リックディアス]]) *069 XXXG-01W ウイングガンダム Ver.Ka 2004年3月発売 3675円 (本体3500円) シリーズ:[[1/100 MGシリーズ]] ([[68 キュベレイMk-II (プルツー専用機) ←>MG キュベレイMk-II (プルツー専用機)]] [[→ 70 リックディアス>MG リックディアス]]) ***総合◎ 関節○ ギミック○ 武装◎ **総評 [[ガンダム Ver.Ka>MG ガンダム Ver.Ka]]に続くMGデザイナーズバージョン第2弾。 GFFで商品化された「ウイングガンダム アーリータイプ」と同じ機体をキット化したもので、一般的なMG(1stガンダムやザク系統)と比較すると頭1つぶん小さいサイズとなっている。 プロポーションや可動は良好で、またその実にカラフルな配色もパーツ分割でやってのけている。これぞVer.Kaといえる逸品に仕上がっているといえよう。 2011年にはコミック「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」名義で成型色とデカールを変更し、アクションベース1対応用パーツを追加したものが[[ウイングガンダム EW>MG ウイングガンダム EW]]として発売された。価格は据え置きなので、カラーリングにこだわらないならそちらの購入をすすめる。 よく話題になるこの機体の出自については備考を参照。 **プロポーション 可変ギミックと関節機構のためか、デザイン画と比較すると肩アーマーの位置が上寄りで上腕が間延びして見え、胴体も少々長めに感じられるが、全体としてのバランスはとれている。成型色も微妙な色合いが実によく決まっている。なお、センサー部のクリアパーツはすべて無色で、胸部以外は上からシールを貼るよう指示されているが、せっかくのクリア成型が死んでしまうのでクリアグリーンで塗装したほうがよい。 **関節 首の根元からの可動、肩の引き出し機構、腰部の関節によって前傾姿勢が可能であるなど可動範囲は実に広くプレイバリューもかなり高い。だがヒジやヒザはポリキャップでなくABS樹脂のフレームとなっている割に、締め付け具合をビスで調整する方式を取っていないため磨耗が心配される。 **ギミック ウイングガンダムの特徴ともいえるバード形態への変形が可能。脚部もヒザアーマーの可動(新解釈)でピッチリ納まる。 だが、シールドと本体の接続部が若干はめにくいことと、大腿部に関節ロック機構がないため脚部が下がってきてしまうのはいただけない。 シールドは変形時に腕との接続部をはずす必要あり。 また、バスターライフルのエネルギーカートリッジが取りはずしできるほか、カートリッジのストックホルダーとシールドの同時装備もできる。 なお説明書には一切記述がないが、脹脛のフレームのスライドパーツ(E-5,E-6)は、羽の重みで後ろに転倒しないためのストッパーと思われる。 **武器・付属品 -バスターライフル 大きすぎて保持しづらいのが難点。親指を下向きにして奥からグリップを押さえるようにするとよい。 -カートリッジホルダー×2 エネルギーカートリッジ3個を装着、および前腕にマウント可能。 -エネルギーカートリッジ×9 バスターライフルおよびカートリッジホルダーに着脱可能。 -ビームサーベル ビーム刃はクリアグリーン成型で弧を描いた汎用パーツが2本付属する。グリップは設定どおり1本のみでシールド裏にマウント可能。 -シールド 接続部が動き、カートリッジホルダーと同時に装備できる。 -1/100 ヒイロ・ユイフィギュア(立ち姿) **備考 この機体はTV版の「ウイングガンダム」に相当するのだが、GFFの商品名から「ウイングアーリー」と通称されることが多いため、経緯を知らない人には「EW劇場版パンフレット版ウイングガンダム」または「ウイングガンダムVer.Ka」と説明するほうが誤解が少ない。 2011年には、漫画「新機動戦記ガンダムW 敗者たちの栄光」の連載に伴いEW版の各ガンダムがリリースされたのに合わせて、本キットの成型色とデカールを変更し、アクションベース1対応用のパーツ2種を追加したパッケージが「[[ウイングガンダム EW>MG ウイングガンダム EW]]」として発売された。 このウイングガンダムの初出は劇場版「ガンダムW Endless Waltz」パンフレットのカトキ氏によるイラスト。このイラストにはEWに登場する他4機のガンダムの改修前の姿(前期型=アーリータイプ)と同時にこのウイングガンダムも描かれていたため、このイラスト版の5機がまとめて「アーリータイプ」と呼ばれるようになった。 本体のデザインはほぼ同じだが、EWに登場するウイングガンダムゼロ(カスタム)の改修前の機体がこのウイングガンダム…という意味ではないので注意。 この他にEW劇中の回想シーンでは、この「カスタム」ともまた「アーリー」とも異なるデザインのデスサイズ、ヘビーアームズが数カットのみ登場する。だが全体のデザイン等の詳細は全く不明であるため、これらの機体の存在は無視して「TV版」、「EW版(カスタム+アーリー)」の2種に大別する場合もある。 機体対応表 |TV版|EW|EWパンフレット| |ウイングゼロ|ウイングゼロ(カスタム)|−| |デスサイズヘル|デスサイズヘル(カスタム)|−| |ヘビーアームズ改|ヘビーアームズ(カスタム)|−| |サンドロック改|サンドロック(カスタム)|−| |アルトロン|ナタク|−| |ウイング|未登場?|ウイングアーリー| |デスサイズ|数カットのみ登場(非アーリー)|デスサイズアーリー| |ヘビーアームズ|数カットのみ登場(非アーリー)|ヘビーアームズアーリー| |サンドロック|未登場?|サンドロックアーリー| |シェンロン|未登場?|シェンロンアーリー| ゼロカスタムがMG化された際に「ウイングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)」となったこと、前述の漫画に合わせて発売された他のガンダムが「EW版」を商品名の後ろにつけてMG化されたことから、今後バンダイとしては「カスタム」「アーリー」は使わず、EW版という呼び方をしていくものと思われる。 &br; &br; **コメント #pcomment(,10,below)