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1/144 デビルガンダム

G-10 JDG00X デビルガンダム  1995年1月発売 1050円 (本体1000円)

総合△
シリーズ:1/144 Gガンダムシリーズ (G-09 ライジングガンダム ←)

総評

俗に「テビルガンダム最終形態」と呼ばれるデビルガンダムコロニーの中枢ユニット。
1000円という大型キットでMS形態とMA形態に差し替え変形するが、後述するように変形は中途半端なレベルにとどまっている。発売時期と値段を考えると致し方ないところか。
ちなみに説明書の機体解説は、ネタバレ防止のため生態コアがキョウジの時点の設定で書かれている。

プロポーション

人型からはずれたモンスター的な雰囲気やボリューム感は出ているが、
・関節がシリーズ共通のポリパーツなのでヒジ関節や手首が貧弱(ヒジは常に曲げているので正面からだと目立たないかもしれない)
・下半身がスカスカ、足の裏も空洞であるため、特にMA形態時に隙間が目立つ
・太ももが短い
・MA形態時のガンダムヘッドに取りつけるフェイスマスクの中央がふさがってしまっている(強度の問題)
など残念なポイントが多い。ちなみに手首は1/100のシャイニングかライジングから流用するとディテール的にもいい感じ。
なお、シリーズ恒例の梨地加工は行われていない。

関節

首、肩、ヒジ、手首、股関節、足首が可動。
ポリキャップが足りなくなったためかヒザが動かないので、ボックスアートや設定画のようなポーズがとれない。ここでも評価がかなり下がった。
また、大型キットにも関わらず共通ポリキャップ使用のため、保持力(特に下半身)に難あり。
腰のアンテナ(メインリコナイター)は付け根で開閉可能。
リアアーマーはフレームを介してポリキャップ接続されており、MS・MA両形態のポジションをとることができる。
肩部デビルフィンガーの展開は再現されていない。
MA形態への変形は
・腹部を専用パーツに差し替える
・脚部とリアアーマーを後方に跳ね上げる
・フェイスマスクを股関節軸にセットする
と至ってシンプルなもの。
アンクルアーマー後部の可動と足首クローの折りたたみ・引き込みがないので、設定に準じた完全なMA形態は再現できない。
ヒザが固定のまま直立させるためだと思われるが、立ちポーズのかっこよさを重視するなら股関節の軸位置をもっと斜め後ろ上方に移すことを推奨(立たせる場合はスタンド必須になりそうだが)。

色分け

白、赤、黄、紺の4色成型。ホイルシールによるフォローは頭部カメラアイ、胸部センサー、下半身カメラアイの緑色と肩部ジェネレーター・クーラントのフィンの黄色。
胸部や腰の青、腹部2種、足首、腰アンテナの中央部、リアアーマー、股間ユニットや腰のクマドリ、ヒザ関節ブロックのライトグレー、各部の黒ラインなど、多くの部分で色が足りていない。
モノが大きいので、各アーマーの裏は濃いグレーかブラックで塗りつぶすほうが迫力が増す。

武器・付属品

  • MA形態用の長い腹部パーツ
  • MA形態用のフェイスマスク

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