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HG 00 アルケーガンダム

43 GNW-20000 アルケーガンダム  2009年5月2日発売 本体価格1600円

シリーズ:1/144 HG 00シリーズ
 (42 トランザムライザー グロスインジェクションバージョン ← → 44 ガンダムエクシア リペアII)

総合○

総評

サーシェス最後の乗機にして、手足が異様に長い敵ガンダム。外見から分かるとおりスローネツヴァイの発展型という位置づけだが、サイズはひとまわり大きく、ダブルオーなどと同じく新型ポリキャップPC-001を採用している。
プロポーション、保持力、色分けの面ではあまり印象は良くないが、本編では使用されなかったものを含め多くのギミックを盛り込んでいて、全体的には充実した内容になっている。
ディティールも細かく再現されており、大型のキットであるが間延びした印象はない。

プロポーション

微妙なバランスで構成された設定画やアニメ作画からはかけ離れており、直線的で単純なラインにアレンジされている。腕が短めなのも気になるところ(それでも普通のMSに比べると十分長いが)。よって、本機の独特なプロポーションを再現しているとは言いがたい。
逆に、よりスローネとの繋がりを意識したプロポーションになっているともいえる。

関節

各部で広い可動範囲を持ち、長い手足のおかげでハッタリの利いたポーズがよく決まる。
ヒジは二重関節により150度近く曲がり、肩の基部や腹部なども可動する。
各部のウィングも可動し、バックパックはコアファイターへと変形可能、脚部やシールドはGN粒子散布形態を再現できる。
だが大型キット、長大手持ち武器の割には保持力が十分でなく、バスターソードの重みに対してヒジや肩が垂れ下がってしまう。唯一の手持ち武器であるので対策がほしかったところ。
また、股関節ポリキャップのガタつきとも相まって特徴的な蹴りポーズも取りづらい。手足が長いデザインのため、関節に無理な負荷をかけ過ぎての破損に注意。

色分け

肩部正面や額のピンク、GNドライヴや脚部レンズ内の紫、つま先・ファングコンテナ・バックパック・肩部の翼の先端ホワイトはホイルシールで再現。
バスターソードのライトブラウン、バスターソード内部やファングコンテナ内部のグレー、ビームサーベルのクリアレッドなどが要塗装ポイントとなっている。
四つ目のカメラアイも色分けされていないが、ここにはホイルシールは付いてこないので塗装必須。
赤の成型色がアニメ作画や設定画よりも明るめ(ピンク寄り)であるとの意見も出ている。

武器・付属品

  • GNバスターソード
    刀身の展開とグリップ部の取りつけによりライフルモードになる。
  • GNシールド
    GNフィールド発生状態を再現可能。
  • GNビームサーベル×2
    ビーム刃は無色クリア成型につき軟質素材ではないので破損に注意。

GNファングはファングコンテナ内にモールドのみ再現されており取りはずしは不可能。

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