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HGAC ウイングガンダムゼロ

174 XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ  2014年3月8日発売 本体価格1600円

シリーズ:1/144 HGUCシリーズ
 (173 ドーベン・ウルフ←? → 175 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン(デストロイモード))

総合○ 関節◎ 色分け○ 武器○

総評○

HGACシリーズ第二弾で、新機動戦記ガンダムWの後半主人公機。TVシリーズ放送時期に発売されたもの以降、長らく出ていなかった「TV版のウイングゼロ」のキット化となる。
オールガンダムプロジェクト共通の規格で作られており、作りやすさ、可動ともに優秀。
合わせ目もうまく隠れるようにしてあり、目立つ合わせ目はスネの一部、胴体とウイングの接続部、ツインバスターライフルくらいか。
ネオバード形態への変形は足首を専用のものに交換しての再現となる。

総じて良好といえるが、背後から見ると目立つウイングのヒンジや設定と異なるマシンキャノンのギミックなどから○評価としたい。

プロポーション

設定画と比べると胴体が小さく肩アーマーがやや大きいが、良好なプロポーション。頭部は当時のキットに比べて耳が長く、劇中の雰囲気にかなり近い。
しかし開閉式のウイングの外側に設定画にはないヒンジがあり、これが目立つのが本キット最大の難点である。旧キットが付け直し式での開閉であったことを考えれば進化してはいるのだが、その一方で足首の変形は(見た目は悪いが可動式だった)旧キットと違い差し替え式となっていて、再現度にちぐはぐさが感じられる。
つま先とかかとの裏に肉抜き穴あり。
また、リアスカートにぽっかりと開いている3ミリ穴もネオバード形態用とはいえ気になる。とりはずし式のカバーパーツか、スタンドとの間にかませるジョイントパーツがほしかったところ。先発のウイングガンダムはスタンド穴のカバーがデザインの一部として処理されているだけに、いただけない。

関節 ◎

肩部はボールジョイントで引き出し機構つき、ヒジとヒザは二重関節、股関節にはスイング機構がある。
関節部には摩耗に強いPSとポリキャップPC-002を使用。
ウイングはバックパックとの接続アーム以外に、バーニアとウイングの間にも関節があるので、ウイングの向きとバーニアの向きを変えることもできる。アーム部分でははね上げが可能。
可動範囲は非常に優秀だが、元デザインの都合で、足首は左右にはやや動かしにくい。
また、肩関節はパッケージイラストのツインバスターライフル発射ポーズのような、両手を前に突き出した姿勢の時に関節がすっぽ抜けることがままある。

色分け ○

各部ダクトやウイングのアポジモーター、肩部の黄色パーツといった、スケールや価格帯を考えればしょうがない部分を除けば良好。
シールではカメラアイ、各部センサーや胸部左右の緑、ウイングの黄色、
シールド黄色パーツ外周の赤、ツインバスターライフルの黄色ラインがフォローされている。
ネオバード形態用足首のくるぶし部分の白は要塗装。

ギミック ○

マシンキャノンの展開がカバーをとりはずす方式(旧1/100と同じ)となっている点と、ツインバスターライフルの両手持ち不可な点(近いポーズをとらせることはできる)がマイナスではあるが、他は良好。
肩アーマーはバーニアやビームサーベル収納部分の展開も可能。ただし付属するサーベルの収納はできない。
ネオバード形態への変形も可能だが、足首はネオバード形態専用のものに交換、さらにMS形態用足首からゼロバーニアの付け外しが必要。ゼロバーニアは紛失のおそれがあるので、どうせ完全変形できないのであればもう1組用意してほしかった。

股関節にはアクションベース2に対応した3ミリ穴がある。

武器・付属品

  • 武器持ち手(左右)
  • ツインバスターライフル
    2本に分離可能。またグリップも本体に収納できる。
  • シールド
    先端が伸縮。
  • ビームサーベル×2
    前述のとおり、グリップの肩アーマー内への収納はできない。
    ビーム刃(SB-13)はクリアグリーン成型で2本付属。
    グリップに取りつけるとガンダム本体並みの長さになってしまい、ややバランスが悪い。
  • ネオバード形態用足首
    (設定上はスネ後ろのカバーの裏にある)スラスターとくっついた状態(パーツは別)。

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