HGBD GBN-ベースガンダム
GBN-ベースガンダム 2018年1月19日発売 本体価格1728円
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
(レビュー投稿日:2018/05/09)
総評 ◯
設定がややこしいのだが、ガンダムビルドダイバーズのGBN-ガードフレームにRX-78-2の装甲をかぶせた機体である。
GM/GMとGBN-ガードフレームのリデコキットで、GM/GMがヒーロー体型だったため、発売当時「この技術でガンダムを〜」との声も多く、パーツ流用などでRX-78を作るモデラーが数多く現れた。
念願かなって一年越しでようやくリリースされた……ものの、GM/GMの設計の良さを引き継ぐ好キットではあるのだが、エンブレムが一切ないため、RX-78-2っぽいパチモノ機体にしかなっていないのが残念な点である(設定上仕方がない)。
GBN-ガードフレームのボーナスパーツはいらなかったので、ベースガンダムとRX-78-2の選択式にしてほしかったところ。
また、おなじみのバズーカも付属しない。ベースガンダムの解釈に合わせたものも欲しかったところである。
余談だが、シャア専用にするなら無改造で塗装だけすれば良い。
プロポーション ◎
GM/GMをベースにしているため、スタイル自体はRX-78から大きく変わっており、別物(実際、別物なのだが)と呼んで差し支えない造形になっている。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込む……という、メリハリの効いたアレンジと、鋭角的なデザインの頭部により、REVIVE版やお台場ガンダムよりもさらにスタイリッシュさを増している。
REVIVE版ではアレンジに批判も起きたが、ここまで変わると逆に批判のしようがないかもしれない。
なお、RX-78-2と差別化するためか、シールドの十字と腰のV字マークがなくなっている。
また、色はいちおうRX-78-2を踏襲しているが、アクの強い蛍光系のカラーリングなのが少々残念。
関節・可動 ◎
【良い点】
・各部位の可動範囲が広い。
・胸(肩)に開閉機構があり、腕の前後の可動範囲が驚くほど広い。
・アンクルアーマーが足首にボールジョイントにつく構造になり、やや自由度が上がった。
【問題点】
・背中にシールドがマウントできなくなった(GM/GMでは付属のジョイントでできた)。
色分け・合わせ目 ◎
- おなじみ頭部のバルカンと頬ダクトに塗装が必要なものの、ほぼ完璧な色分け。
- 本体のカラーリングが明るすぎるため、やや造形が分かりづらいのがもったいない。
- 合わせ目は頭部の前後分割と武器以外に出ない優秀な設計。
ギミック ◎
・バックパックのビームサーベル基部を外して、別パーツを取りつけ可能。
・GBN-ガードフレーム付属のショートビームライフルとバレルがボーナスパーツとして付属。
武器・付属品 ◯
- ビームライフルx2
- ビームサーベルエフェクトx2
- シールド
- ショートビームライフル×2
- バレル×2
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