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HGBF ガンダムフェニーチェリナーシタ

017 XXXG-01Wfr ガンダムフェニーチェリナーシタ  2014年9月20日発売 本体価格1800円

シリーズ:1/144 HG BFシリーズ
 (016 ガンダムアメイジングエクシア ←? → 018 ビルドバーニングガンダム?)

総合◎ 関節◎ 色分け◎ 武器○

(レビュー投稿日:2016/03/08)

総合 ◎

ガンダムビルドファイターズのリカルド・フェリーニが、決勝トーナメント敗退後にウイングガンダムフェニーチェを全面改修した機体。
その鋭角的で完成されたフォルムから人気も高く、放送終了後暫くしてから発売された。
しかも単純なリデコではなく、関節以外のほとんどが新規造型。
独特な左右非対称デザインでは無くなり鋭角的なデザインになったが、そのシルエットは本家ウイングガンダムを彷彿とさせるものとなっている。
また、元ネタであるウイングガンダム同様バード形態へ変形できるようになった。

プロポーション

全体的に設定画よりやや細く、足が長い。その為、16.3m設定でありながら17m相当のサイズとなっている。

全体のシルエットは良好だが、幾つか難点もある。
まず肉抜きだが、HG共通の腰アーマー裏の他、前腕、足の裏、足首のアーマー後ろにある。
他は目立たないが、足はバード形態になる為に普通のMSより目に入るので少し目立つ。

次にビームマントのエフェクトパーツ。
ウイングガンダムフェニーチェの物が2つ付いてくるだけなので、左右非対称となる。
金型の節約なのは分かるが、ほぼ新規造型で機体が左右対称なことを考えると片手落ち感が大きい。
また、同様の理由か手首が持ち手しか付属しない。

そして太腿にある、エクシアのような溝。
ピンを使わない太腿のパーツ固定に貢献しているが、設定画にはこの溝は無く、MG版?にも溝は無い。気になる人はパテで埋めてしまおう。

最後に目立つ合わせ目だが、これはバスターライフルのみと少な目。

関節 ◎

HGAC ウイングガンダム同様に腰のボールジョイント、肩の前方への引き出し、肘と膝の二重関節、太腿と上腕のロールと一通り揃っていて、ウイングを後方に広げなければ自立可能。
特に膝は変形の恩恵で、やや不自然だが正座もできる。
腰アーマーが長めだが前や横に逃してやれば可動範囲は特に問題無し。
また、バード形態でランディングギアになる爪、ウイング、ビームマントの基部、変形用に足の甲も可動。

本体の関節は粘度の高い柔らかプラの多様で保持力が高くヘタれにくい。但し足の甲とウイングは通常のプラなので動かし過ぎによる磨耗に注意。

ギミック ◎

手首を外すだけでバード形態への変形を再現。
特に腰のサイドアーマーを膝横に繋ぐことで足を固定できるので、本家よりもバード形態で安定する。
バスターライフルは分割ができ、説明書には載っていないが背中にも接続可能。
但し、少し緩いので多少加工した方が良い。
キット発売当時に設定が無かったのか、ビームサーベルの柄を腰サイドアーマーに格納することはできない。

色分け ◎

パーツ分割とシールだけでほぼ完全に色分けされている。
部分塗装ならば各ダクトを墨入れついでに塗るだけで十分だろう。
胸部中央はウイング系の定番、グリーンのホイルシールの上から透明の半球状ドームを被せる形。

武器・付属品 ○

  • 武器持ち手(左右)
  • バスターライフルカスタム
    バスターライフル、ハンドガン、薄刃のビームサーベルに分割可能。
  • ビームサーベル×1
    刀身はピンク成型。柄の格納不可。
  • ビームサーベル刀身×2
    余剰パーツの通常の刀身。ピンク成型。
    上記サーベルと接続するには改造が必要。
  • ビームマント×2
    ピンク成型。
    ウイングガンダムフェニーチェと同じ、左右非対称で角度の付いた物。
  • リナーシタウイングシールド




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