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1/144 ガンダムエックス

01 GX-9900 ガンダムエックス  1996年3月発売 525円 (本体500円)

総合△
シリーズ:1/144 ガンダムXシリーズ (→ 02 ガンダムエアマスター)

総評

ガンダムXシリーズ第1弾で、サテライトシステムを展開しホバーリングモード、サテライトキャノン発射体勢をとれる。
ただし、サテライトキャノン使用時におけるリフレクターの回転は再現されておらず、設定どおりの向きで展開することができない(ボックスアートや説明書のイラストも本キットに準じた向きで描かれているので注意)。
そのほかサテライトキャノンからの大型ビームソードの着脱、砲身の伸縮機構もオミットされ、シールドバスターライフルのギミックも中途半端な再現性にとどまる。
2010年にはHGAW(実際はHGUCシリーズ?の一部)としてリニューアルキット化された。

プロポーション

グラマラスな劇中作画ともスマートな設定画とも異なる印象だが、バランスそのものは悪くない。
もっとも、脚部はエネルギーコンダクターのせいで少々ごつい印象。
ブレードアンテナは平べったいデザインなので折れやすい。
リフレクターの鏡面側はハニカム状のモールドがなく(シールにはある)、実感に欠ける。

関節

肩、ヒジ、ヒザは平成ガンダム1/144シリーズとしては平均的な可動範囲である。しかし足首はアンクルアーマー内部のはめ込みピンが邪魔であまり可動せず、特に後方には全くといっていいほど動かない。
また、肩アーマーと上腕の接続が固い、股関節のボールジョイントが割れやすいといった報告があるので取り扱いには注意。
背中のサテライトシステムは重量があり、上半身を腰部と隙間なく接続していないと姿勢がのけぞり気味になる。
リフレクターと可動軸の接続はプラ同士のため、保持力に不安が残る。

色分け

いろプラのランナーはあるが、色分けはブレードアンテナ・胸部・足首以外は白1色と寂しい。サテライトシステムもライフルも真っ白。
本体はコックピットハッチや足の甲の白、メインカメラやフンドシ上部の赤、手首の青、ヒザの赤い▽モールド、ブレストバルカンや関節部のグレー、エネルギーコンダクターの側面に部分塗装の必要がある。
シールでフォローしているのはカメラアイ、アゴ、胸部ガイドレーザー受信部、エネルギーコンダクター(発光状態のメタリックブルー)の上面。

武器・付属品

  • 大型ビームソード
    グリップとビーム刃が一体の白成型。手首が分解できない都合上、グリップは設定のような1周するデザインになっていない(サテライトキャノンも同様)。1パーツ成型だがビーム刃は後年発売されたHGAW版よりも大きく、それなりに迫力がある。
  • シールドバスターライフル
    シールドへの変形は外装の角度を変えてはめ込むことで再現。しかし銃身が2パーツ貼り合わせで変型時に引っ込むはずのセンサーや銃口が動かないため、シールドから飛び出す形になり見栄えを損ねてしまっている(説明書のイラストもこの状態で描かれている)。同様の理由でグリップの収納も不可能なので、バックパック右下に接続する際の収納形態を再現できないが、接続しておくこと自体は可能。

バックパック左上に装備していたショルダーバルカンは、キット発売後に登場したため付属しない。

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