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HG SEED パーフェクトストライクガンダム

R17 GAT-X105 パーフェクトストライクガンダム  2013年2月23日発売 本体価格1700円

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
(R16 M1アストレイ ← )

総合△

(レビュー投稿日:2016/08/14)

総合

SEEDリマスター版にのみ登場した、いわゆる全部乗せラーメン状態のストライクガンダム
キットはリマスター版仕様(R01)のエールストライクガンダムにパーツを追加したもので、新規パーツは黒ランナーと多色成型ランナーの計2枚に納めている。
ベースのキットが11年前の設計と古すぎる上、新規パーツもシールに頼った色分けが目立つが、ボリュームに対する価格とプレイバリューで強引にカバーしている印象。

コレクションシリーズソードストライクランチャーストライクから流用されたパーツは存在せず互換性もない。
また、このパーフェクトストライクではその2形態それぞれのバックパックは入っていないので、再現したければパーツを組み合わせる必要がある。

元のエールストライクのパーツはすべてそろっており、エール部本来のバッテリーと翼が余剰となる。
ただしR01エールストライクに付属していた腰の回転軸にはさむアクションベース対応パーツは、ストライカー側の新規パーツで対応しているため付いてこない。

ストライカー基部はHGCE版のエールストライクに無改造で組み込める。
追加バッテリー部分はエール部のバッテリーとすべてつながった状態で一体成型され、分離およびRGストライクへの流用はできない。

プロポーション

前述のようにストライク本体が古いため、2013年現在の一般的なHGキットと比べると隔世の感がある。
設定画を彷彿とさせるガッシリ体型だが、決して不格好ではなく、エッジを立てればそれなりにカッコよくなる。

新規パーツのボリュームは問題なし。エール部の翼も、マルチプルアサルトストライカーとなるにあたって、取りつけ位置が後ろ寄り・大型化されたものが新たに用意されている。
余剰扱いである元の翼パーツに比べて劇中の印象に近いので、エールストライクを再現したい場合も取りつけ位置を気にしないならこれを使うのがおすすめ。

関節・可動

HG SEED エールストライクと共通する部分はそちらを参照。

シュベルトゲベール/アグニはコレクションシリーズのものとはそれぞれ穴のサイズ・接続部分の♂♀が異なるため、そちらに付属するバックパックに接続できず、ソード/ランチャーストライク再現時のもどかしいポイントとなっている。
また、シュベルトゲベールのマウント部分やアグニとストライカー本体をつなぐアームにはポリキャップが使われていないので、ヘタりが心配される。

色分け・合わせ目

新規パーツは点数を抑えるため、コレクション版ストライクとあまり変わらない大ざっぱな色分けで合わせ目も目立つ。特に追加バッテリー部は一体成型かつモナカ割りなので合わせ目を消すのが大変。
ランチャー部の黄色と赤、ソード部の青、エール部の翼の赤などがシール。左肩ユニットがはさみこみ式でシールをそのまま貼ると分解できなくなるのはコレクションのソードストライクと同じ。
ストライク本体はエリのグレー(前側のみ)と腹部下半分の白が新たにシールで色分けされるようになった。

武器・付属品

  • ビームライフル
  • 対ビームシールド
  • ビームサーベル
    以上3点はHG SEED エールストライクからの流用。
  • マルチプルアサルトストライカー
    • 15.78メートル対艦刀 シュベルトゲベール
      ビーム刃はクリアピンク成型で着脱可能。
    • 左肩ユニット
      マイダスメッサー(ビームブーメラン)は着脱可能、クリアピンク成型のビーム刃が付属。
  • ロケットアンカー パンツァーアイゼン
    リード線と開いた状態の先端部が付属、差し替えで射出状態を再現できる。
    • 320ミリ超高インパルス砲 アグニ
    • 右肩コンボウェポンポッド
  • マーキングシール
    シリーズ共通の地球連合用のものが付属する。
    (…が、劇中でパーフェクトストライクとして活躍したのはすでに本機が連合から離脱した後である)




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