HG SEED エールストライクガンダム
01 GAT-X105 エールストライクガンダム 2002年11月発売 本体価格1200円
R01 GAT-X105 エールストライクガンダム 2011年11月19日発売 本体価格1200円
総合○
シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ (→ 02 デュエルガンダム アサルトシュラウド)
総評
ラインナップが50以上にのぼるHG SEEDシリーズの記念すべき第一弾。
組みやすさやプロポーションは比較的良好だが、色分けは後発のキットと比べると少々つらい。
それでもコレクションシリーズとのプロポーションの差はかなり大きいので、買う価値はある。
2011年にはRG化された。また、バリエーションキットのストライクルージュ+I.W.S.P.、2013年にこのキットにパーツを追加して発売されたパーフェクトストライク、2014年に発売されたHGCEも参照。
パーフェクトストライクはほぼ上位互換の内容でプレイバリューに富み、HGCEは同一機体のキットながら色分けや可動範囲が大幅に向上しているため、敢えてこのエールストライクを手に入れる意義は少なくなっている。
プロポーション
劇中の細身のイメージとは異なり設定画準拠のがっしりとした体形だが悪くはない。ただし、低年齢層を意識してかダルい部分が見受けられる。素性はよいので、エッジを立ててやるだけでグッとよくなる。
エールストライカーは主翼のボリュームが不足気味。
関節
これも標準的。脚部はヒザ立ちも可能。肩スイングはないため、ビームライフルの両手持ちは難しい。
腰のフロントアーマーは左右一体成型。軸にあらかじめ抜け止めがついているので、エッチングソーなどを用いて中央で切り離せば簡単に独立可動式にできる。
エールストライカーは下部のスラスターユニットが2軸可動するが、ビームサーベルのグリップマウント部は動かない。なお、ストライカーを装備すると首まわりが窮屈になる。
色分け
下半身は完璧だが、胸部、肩など、上半身に問題あり。
肩アーマー、胸、ヒジのフレーム部という、入り組んだ部分のグレーがごっそりと抜けており、このあたりはコレクションシリーズのキットと同レベルの色分けにとどまる。
その他、頭部アンテナの白、シールドの黄色とのぞき窓の下の白、エールストライカーのダクトの赤や基部のグレーなど、結構多い。
カメラアイ、胸のフレームの下半分、エールストライカーの主翼はホイルシールでフォローされている。
主翼は1枚のシールで上下の面を覆わなければならず、しっかりクセをつけないとはがれやすいので、ここも素直に塗装したほうがいいだろう。その場合、成型色が黒のため赤色を乗せづらいのが難点。
武器・付属品
- ビームライフル
- ビームサーベル(ビーム刃つき)×1
右手と一体の白成型。 - ビームサーベル(グリップ)×2
エールストライカーにマウント可。
デュエル、ジャスティスなどに付属するクリア成型のビーム刃を流用できる。 - シールド
ジョイントを介して腕に取りつける。
裏面のグリップは単なるディテールなので手で持つことはできない。 - エールストライカー
コレクションシリーズのストライクのほか、105ダガー、アカツキ、ストライクノワールといったストライカーパック対応機、EXモデルのスカイグラスパー?にも装着できる。
ストライク本体にはコレクションシリーズのソードストライカー、ランチャーストライカーなど、各種ストライカーパックを装着可能。
ただしソードの肩ユニットは設定と異なり、左肩アーマーを分解してまるごと交換しないと装着できない(よって塗装派は後ハメ化必須)。
しかもユニットの左肩接続部の加工が必要で、加工すると上腕が細いコレクションキットには装着できなくなる。
また、ストライクの武装で最初に登場したアーマーシュナイダーは残念ながら付属しない。RGやHGCEから流用しよう。
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