HG SEED シラヌイアカツキガンダム
38 ORB-01 シラヌイアカツキガンダム 2006年1月28日発売 本体価格2400円 †
シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
(37 ムラサメ (アンドリュー・バルトフェルド専用機) ← → 39 ムラサメ (量産機))
総合○
総評 †
限定品を除けば、HG SEEDシリーズ初のメッキキット。
百式やアストレイ同様アンダーゲートを採用しており、太ももやスネの前面を別パーツ化するなど、合わせ目が目立たないよう工夫されている。目につくのは頭や肩アーマーくらい。
MS本体が同じで背中のパックが異なるオオワシアカツキガンダム、プロショップ限定品のビルドアカツキガンダム?も参照。
プロポーション †
設定画に比べてやや細身であるが全体的にバランスは取れている。
シラヌイと本体の大きさの比率も設定に近い。
関節 †
腕、脚、腰はHGとして平均的な可動範囲。
肩関節基部は新たな試みとしてABSのダブルボールジョイントが採用されており上下前後にぐりぐり動くが、前後に関してはあまり範囲は大きくない。保持力も低めなので重い武器を持つと垂れ下がってしまう。また、ボール受けが胴体・肩側とも固定のため、「怒り肩にはできるのに腕を水平まで上げられない」というモヤモヤするような可動範囲になってしまっている。そのためか、この接続方式はアカツキの他にはストライクノワールとスターゲイザーに採用されたにとどまった。
シラヌイパックは砲塔(ドラグーン)を90度回転させて前に向けたり、左右の砲塔を折りたたんだりすることができる。
色分け †
肩アーマーおよびエリ〜背中のフレーム部や盾など、設定では黒・グレー・白の部分が金色のみの一体成型かつメッキであるため、塗装がしづらいのが難点。塗る場合はメッキ表面のクリアイエローを消しペンなどであらかじめ剥がしておかないと、塗った色の中に溶け出して悪目立ちしてしまう。
他はドラグーン先端などの細部を除けば大部分は色分けされており、胸・スネ横のダクトやアゴには色合いの違うメッキパーツも使われている。
ドラグーン後端の赤やサーベルも塗装が必要だが、着脱時に剥げやすいため、事前のクリアランス調整が必須。
なおメッキを剥がすと、下のプラは光沢のある黒色である。
サーベルのビーム刃はエフェクトパーツに合わせてクリアブルー成型となっているため、クリアピンクに塗装するかオオワシアカツキガンダムから借りてくる必要がある。
武器・付属品 †
- 72D5式ビームライフル「ヒャクライ(百雷)」
ビームサーベルを装着して銃剣状態も再現可能。 - 73J2式試製双刀型ビームサーベル(通常のグリップ)×2+連結状態のグリップ
ビーム刃はクリアブルー成型。 - 試製71式防盾
- 宇宙戦闘装備「シラヌイ(不知火)」
- M531R誘導機動ビーム砲塔システム(ドラグーン)×7
着脱可、うち特定の4基にエフェクトパーツ使用可。 - ドラグーン発射エフェクトパーツ×4
クリアブルー成型、温めて曲げることも可。 - ガンダムデカール
左肩と右フロントアーマーに貼る「暁」、シラヌイパック用の「不知火」など。
MS本体に台座取り付け穴はあるものの、台座そのものは付属せず。
ストライクのエールストライカーやI.W.S.P.を無改造で装着できる。
コメント †
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