1/100 HiRM ウイングガンダムゼロ EW
002 ウイングガンダムゼロ EW版 2017年09月30日発売 本体価格12,000円
シリーズ:1/100 Hi-Resolution Modelシリーズ
(001 ガンダムバルバトス ←? )
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
○ | ○ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
(レビュー投稿日:2018/01/02)
総評 ○
元々情報量の多いEW版ウイングガンダムゼロだが、本キットは全身に過剰なディティールアップがなされ、違うベクトルでさらに情報過多になってしまった。
装甲パーツはグロスインジェクションによるツヤ出し加工が施されており、目を引かない場所がないというくらいに徹底したアレンジが加えられている。
このMS最大の特徴でもある翼はさらに有機的になり、見ているだけでため息が出る高級感を突き詰めたような作りに。
これはもはやプラモというより調度品といってもいいが、ほぼ別物と呼べる作りだけに、好き嫌いがはっきり分かれてしまうだろう。
キット自体はフレームにパーツをつけていくだけなので、組み立ては簡単かつ短時間で終わる。
手軽に高級感を楽しめるのが、このキットの特徴かもしれない。
プロポーション ○
翼以外はスマートな印象だったウイングゼロがマッシブかつエッジの効いたスタイルになり、更に細部は作り込まれ、ボリュームとディティールの両方を満たしたデザインになっている。
元々のOVAでも機能性を考慮していないEW版ウイングゼロだが、さらに機能性を排除してしまったデザインはもはやキワモノの部類に入るだろう。
難点は1/100といいつつも、設定より頭一つ分くらい大きく、他のEW版の機体と並べられないのが痛い。
ネオバード形態はおまけのようなものなので評価するのは難しいが、いささか翼が勝ちすぎているのが気になる。
関節・可動 △
フレームは硬い場所と柔らかい場所があり、動かしづらい。
ポロリがひどいため、あまり外れるようなら接着したほうがストレスがない。
翼部分は可動部がかなり大きく、見栄えのするポーズにしやすいのが素晴らしい。
難点は手首。C型ジョイントなので割れやすく、手首を折ると高額なフレームを丸ごと注文する事になる。破損した場合は、そのまま接着してしまった方が良いかもしれない。
ツインバスターライフルは手首とグリップのジョイントが甘く保持できないため、構えるならスタンドを併用した方がいい。
色分け・合わせ目 ◎
完成品にパーツをはめていく仕組みで、合わせ目は出ない。
また、ほぼ全パーツがアンダーゲートなので、ゲート跡も目立たない。
グロスインジェクションでコーティングされているため、スミ入れする場合は注意が必要。
ギミック ◎
おなじみのツインバスターライフルのほかに、最近公式設定になりつつあるゼロシステム発動状態が再現可能やネオバード形態、ライフルの伸長やグリップの可動が加えられている。
原作にはないギミックとして、バスターライフルと本体をケーブル(リード線)で接続できるほか、ネオバード形態用にシールドが付属しているので、いつもと違ったディスプレイが可能になっている。
プレイバリューは満点がつけられるだろう。
武器・付属品 ◎
- バスターライフルX2
- バスターライフル接続ケーブルX2
- シールド
- 交換用手首
- スタンド用ジョイントパーツ
- ビームサーベル(エフェクト2種)
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