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HGAW ガンダムダブルエックス

163 GX-9901-DX ガンダムダブルエックス  2013年10月11日発売 本体価格1700円

シリーズ:1/144 HGUCシリーズ
 (162 ウイングガンダム ← → 164 ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.))

総合プロポーション関節・可動色分け・合わせ目ギミック武器・付属品

(レビュー投稿日:2017/06/07)

総合 ○

機動新世紀ガンダムXの後期主人公機。
AGP(オールガンダムプロジェクト)規格の元、全体的にきれいに纏まっているが、それ故に設定画と比べても映像と比べても違和感を残してしまう惜しい完成度。

パーツ分割が秀逸で、作りやすさ、塗装のしやすさも特徴の一つ。
特に膝のパーツ分割は見事で、逆に爪先が分割されていないのが勿体無いところ。
背負い物が大きさの割りに軽く自立も容易なため、動かして良し、飾って良しとお手軽さの集大成と言えるキット。

プロポーション ◎

長大なツインサテライトキャノンにも関わらず、格納、展開両形態で自立可能なバランスを誇る。
全体的には旧HG1/100の上半身だけ少し細くしたバランスに近い。

背中のリフレクターが設定画や旧HG1/100に比べて長く、位置が低い。
また、ツインサテライトキャノンの砲身も足元に届くほど長い。
これらは設定画よりも映像に合わせたものと思われる。

全体のプロポーションは映像以上にヒーロー体形にアレンジされている。
そのため、胴の短さと腕の細さは人を選ぶところだろう。

関節・可動 ◎

AGP規格のため、高い可動範囲を誇る。
特に肘は二重関節で180度折り畳みが可能。
膝も180度には届かないが正座が可能な程度には動く。
背負い物が大きいが、肩が引き出し式で前方へ逃してやることができるので概ね問題は無い。

色分け・合わせ目 ○

リフレクターと胸部クリアーパーツ下に貼るメタリックシールのお陰で、塗装しなくてもツインサテライトキャノン展開時の雰囲気が良く出ている。

ただ、爪先の黄色だけはシールの対応もされていない。
また、シール対応されているが、角の中心部の赤も含めて別パーツではないのが惜しい。
墨入れついでに、頭部や胸部のダクトの黒と一緒に少し塗って上げれば見違えるだろう。

ギミック ○

最大の特徴となるツインサテライトキャノンは差し替え無しで変形可能だが、幾つか設定との差異がある。

まず、肩に内臓されている、砲身を固定するスコープ部。
砲身の固定には特に問題無いが、旧HG1/100MG版?と違って伸縮できない。

次に足のラジエータープレートの格納。
他のサイズもだが、格納状態でも金色の部分が完全に隠れない。
これは二次元の嘘が原因なので減点ポイントとはしていないが、金色に塗装した場合、格納状態でも光を反射して目立つ可能性がある。

武器・付属品 ○

  • 握り手(左右)、持ち手(右)
  • ハイパービームソード×2
  • 専用バスターライフル
  • ディフェンスプレート

左の持ち手や平手が無い以外、特に過不足無し。
ディフェンスプレートは左前腕にしか装備できず、手に持たせることができない。
劇中再現をしたい場合は他から手持ち用の接続パーツを持ってくると良いだろう。




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