Top/HGBF ハイモック

HGBF ハイモック

027 − ハイモック  2015年1月24日発売 本体価格800円

シリーズ:1/144 HG BFシリーズ
 (026 アメイジングレッドウォーリア ← → 028 トライバーニングガンダム)

総合○ 関節○ 色分け○ 武器△

総評

劇中オリジナルモデルとして登場したモックが色違いのハイモックとしてキットデビュー。
単色ランナー2枚とポリランナー1枚に収めることで800円という低価格を実現している(ちなみにランナーはモック名義の刻印)。
1,000円未満のHGはジムコマンド(宇宙用)以来で実に10年振りである。
半面、付属品は最小限となっており武装はビームライフルのみ、手首も左右一種だけである。
専用の武器セットとしてモックアーミーセット?が同時発売され、武器類の少なさはそちらで解消できる。
設定上は18mとされているが1cmほど小さく他のMSと並べると一回り小柄に感じる。

プロポーション

設定画を踏襲しているものの脚が細長くなっており、多少スマートな印象を受ける。
可動のクリアランスのため足首周りがスカスカしているので気になる人は気になるかも。
3mm丸穴のハードポイントが全身に配置されており、ドリルや接着剤等を使わずカスタムを楽しめる。肩、前腕、サイドスカートそれぞれに2つ、脚部に4つ、バックパックに6つと全身に計16箇所設けられている。
バックパック以外にはカバーパーツがあるので使わないときに穴が露出することもない。バックパックの接続はいつものAGP(オールガンダムプロジェクト)規格の3mm二つ穴。
合わせ目の露出は肩、前腕、太もも、とあるが消すのに苦労する部分は無いだろう。
目立つ肉抜きは肘膝関節、サイドアーマーと靴裏。靴裏の肉抜きはとても豪快、関節部も曲げると目立つので埋めるが吉。プラ板よりもエポパテで埋める方が楽。

関節

PC-001Aを採用しており、近年には珍しく全ての可動部がポリ仕様となっている。
ほぼ全ての関節が差し込みとなっていて塗装派にも安心。
肘膝ともに二重関節で150度ほど曲がり、腰も360度回転可。足首は二重ボールジョイントで接地性も良好。
しかし股関節部は干渉を受けるので開脚はどうにも苦手。股間ブロックのダボ穴とピンを削り落とすことで90度ぐらいまでなら脚を開けるようになる。
上腕が若干抜けやすく安定感に欠けるので、加工できる人は軸を延長しPC15と余剰のPC1を交換すると良い。
手首は大きく造形されているものの、穴はAGP規格等と比べても小さめで何でもかんでも持てるようにはなっていない。
その代わりに専用ジョイントパーツが付属しており1/100の手首を取り付けることが可能。
説明書では1/100のストライク?エクシアの手首が推奨されているが、4mmのボールジョイントならば何でも使用可。

色分け

単純な色分けゆえにHGクラスとしては良好だが、深緑は設定より濃い目な形成。ランナーが深緑とグレーのみなので上腕や太ももランドセルの一部の一部といった薄緑は再現されていない。
モノアイ、両肩の赤のワンポイントはホイルシールで補完。
モノアイは直径3mmなので適当なクリアパーツに置き換えると映えるだろう。

武装・付属品

  • 握り手(左右)
  • 手首ジョイントパーツ(左右)
  • ビームライフル

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP