HGUC アッシマー
54 NRX-044 アッシマー 2005.06発売 2100円 (本体2000円)
総合○ 関節− ギミック− 武器−
シリーズ:HGUCシリーズ(1/144) (53 ガンダムMk-II+フライングアーマー ← → 55 ハイザック (連邦カラー))
総評
1/144スケールで完全変形する事が最大のウリ。
他の可変MSでは手首が取り外しだった物が多かったのに対し、大柄な機体の本作では手首が前腕に収納できるのもポイントの一つ。
脚部のふくらはぎにあたる外装のロック機構も評価したい。
モノアイはシール。可動はしないもののレンズ部はクリアパーツ化されている。
付属の新表現マトリックスディスプレイ(ジョイント部が可動し角度変更可能な展示用スタンド)で劇中の臨場感あふれる空中戦シーンも再現可能。
プロポーション
MA形態でのプロポーションを優先させているためか、MS形態では脚部が細くスマートな体型に見える。
劇中のマッシブな印象とは異なるが、元の設定に無理があるためやむを得ないか。
なおMA形態の上部円盤部分は、MIAやHCMProのような完全円形ではなく、「上部を削った卵型」のような形になっている。
完全変形を取るかMS形態でのプロポーションを取るか、好みが分かれる点である。
関節
変形機構があるため、胴体の前後への反り・左右への腰の回転はできないものの、この種のキットとしては可動範囲は十分。
デザイン上、派手なポーズを求めすぎると大柄なアーマー同士が干渉するのはしかたがない。
胴体には肩関節のスイング機構があるが、可変・デザインの関係で前後スイング可動には制限がある。
ふくらはぎの外装にはロック機構があるものの、ヒザ関節にはポリパーツが使用されていないため保持力には注意が必要。
MA形態時に胸と腰をロックするツメがかなりきついため、折らないよう注意。削って調整した方がいいかも。
色分け
成形色・付属シールでほぼ劇中のイメージが再現できる。
変形時にスライドする箇所があるので、塗装の際はクリアランスに注意が必要。
モノアイはシールで再現されているが、頭部内スペースに余裕があるのでモノアイ可動化にチャレンジするのもいいのではないだろうか。
武器・付属品
- ビームライフル+持ち手(右)
- 握り手(左右)
- 展示用スタンド(角度変更可)
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