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HGUC ガブスレイ

58 RX-110 ガブスレイ  2005.12発売 1680円 (本体1600円)

総合○ 関節− ギミック− 武器−
シリーズ:HGUCシリーズ(1/144) (57 ガンダムTR-1 アドバンスド・ヘイズル ← → 59 ドム/リック・ドム)

総評

MA形態に差替え変形可。完全変形ではないが(スネの外装の着脱、手首の取り外し、つま先の差し替えが必要)、設定通りの複雑な変形の出来は見事。劇中でジェリド・メサが行なった、下半身だけ変形させた中間形態まで再現できる。
この変形機構のためHGUCながら手足に内部フレームを内蔵しており、小さなMGと言ってよい。
フェダーインライフルの出来も良好。設定通りライフル銃身にビームサーベル刃が取り付け可能。ライフルを前後逆に持った鉤爪形態でも先端にサーベル刃が取り付けられる。
展示用スタンドはアッシマーと同じく、ジョイント部が可動し角度を変更可能。

残念な点としては、ハイディテールの手首のパーツが今までのキットと同様分解しやすい。
特にライフル用右手は穴の方が大きく、突起を太らせるか構成を変えるかなどしないと満足な保持力は得られない。これは瞬間接着剤などを薄く塗ってピンを太らせたり、若干噛み合わせづらい部分を削るなどして工夫するとよい。
キット自体は抜群の出来だが、こういった些細な点で減点。

プロポーション

スマートで良好。人によっては変形の際にムキ出しとなる脚フレームが若干細く感じるか。
同時代のMSと比べると頭部や前腕の小ささ(細さ)が目に付くが、設定でもやはりこの程度である。それでも頭部はやや小さめ。

関節

スカートアーマーが大きいため、腰スイングに若干干渉しているが、スカートはよく可動するため脚の可動をそれほど妨げてはいない。
頭や首周りの形状が独特であるため、大きく横に振り向けない。だが頭の上下可動は変形機構によって大きく可動する。
その他にヒジ、ヒザは変形機構を活用すれば90度以上可動し、肩関節基部も若干前に出るようになっているのでライフルの両手持ちが容易。
その他の可動範囲は標準程度か。
脚フレームのアームの保持力はそれなりにある。

また肩部のメガ粒子砲も接続がボールジョイントで可動が可能。
手首はポリキャップを使用していないため、変形、武器持ち替えでの着脱によりヘタリが心配される。
パーツの構成上、挟み込みとなるパーツが多いため塗装派は塗り方を工夫しよう。

色分け

成型色+シールでほぼ劇中通り。
フェダーイン・ライフルや頭、手足の黄色部分、胴のピンク部分はシール。
モノアイは中央・左寄り・右寄りの3つから選んで貼り付ける。

武器・付属品

  • フェダーイン・ライフル+持ち手(右)
  • ビームサーベル柄×4(柄は腕のスソ部分に収納可)
  • ビームサーベル刃×2(クリアーイエロー成形)
  • 握り手(左右)
  • 展示用スタンド(角度変更可)+MA形態展示用ジョイントパーツ

展示スタンドの裏には、サーベル刃や手首など使わないパーツを収納できる。

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