Top/HGUC ドム/リック・ドム

HGUC ドム/リック・ドム

59 MS-09/MS-09R ドム/リック・ドム  2006年1月発売 1785円 (本体1700円)

総合◎
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (58 ガブスレイ ← → 60 パラス・アテネ)

総評

1/144スケールの元祖ドムとしては初のキット化(旧キットはリック・ドム名義(ただし造形に差異なし)。HGUCではリックドムIIドムトローペンといった後継機が先に発売されていた)。
本キットはリック・ドムとのコンパチ仕様となっており、足裏パーツ、リアスカート、背中のバーニアがそれぞれ2種類ずつ、武器もジャイアント・バズとビームバズーカの2種類が付属する。
これまでにHGUCのドム系MSやHG SEEDのドムトルーパーで試行錯誤を繰り返しただけあって、今回のドムは非常に出来がいい。
敢えて難点を挙げるとするならば、価格が高めで大量のパーツが余るにも関わらず、完成後の組み換えが難しいことぐらいか。
ディスプレイにあたってはHG SEEDシリーズ?の一部のキットに付属する展示用スタンドを流用することが可能。

プロポーション

ドム系屈指の出来であるMGドム/リックドムをそのまま小さくしたようなスタイルで、重MSらしさがよく表現されている。

関節

大柄な機体のためか、ポリパーツにはかつて1/100キットに使われていたPC-116を使用している。可動範囲は現行HGUCとしては標準的なもの。
肩関節基部は引き出し式で、グリップが動かせることも手伝って各バズーカを広い範囲で構えることが可能。
スカートは左右が独立して可動するため脚の可動を妨げない。
ヒザ関節がはさみ込みとなっているが、太もも側は後ハメ加工の必要がなく、スネ側もごく簡単な加工ですむ。
スネ〜足首の構造はシンプルながらよく考えられていて、良好な接地性を実現している。
腰はデザインが災いしてほとんど回らないが、腹部にポリキャップが仕込まれており、左右と後ろに少しだけひねることができる。
頭部内蔵のモノアイもボールジョイントにより可動。
手首はマラサイ以降のリアル造形のものが付属するが、相変わらずバラけやすい。
背中のバーニアは軸を中央で切り離せば左右別々に動かせるようになる。

色分け

バーニア内の赤を除けばほぼ完璧といっていい。ヒートサーベルは非使用状態の黄色で成型。
モノアイカバー、ジャイアント・バズとビームバズのスコープには無色クリアパーツが使われていて、
モノアイ、スコープ、そして胸の拡散ビーム砲の色分けがホイルシールによっている。
装甲内側の赤は肩アーマーについてはMG同様に別パーツで色分けされているものの、さすがにスカートやスネまでは無理だったようだ。ぜひとも塗装したい。
また、ビームバズの成型色が設定とは若干異なる。

武器・付属品

  • ジャイアント・バズ
  • ビームバズーカ
  • ヒートサーベル
  • 握り手(左右)、武器持ち手(右)、平手(左)

コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/HGUC ドム/リック・ドム?

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP