HGUC ヅダ
65 EMS-10 ヅダ 2006.06発売 1470円 (本体1400円)
総合◎ 関節− ギミック− 武器−
シリーズ:HGUCシリーズ(1/144) (64 ザクI ← → 66 ガンダムGP02 サイサリス)
総評
MS-IGLOOよりヅダがキット化。旧ザクに続いての発売であり、採用を争ったと言う設定を想起させる。
頭部パーツの選択により、1、2、3番機及び予備機を再現可能。
充実した武装類やギミックなど、見るべきところの多い良キット。
スタンドそのものは付属しないが、アッシマー、ガブスレイに付属するマトリクスディスプレイスタンドが使用可能。
迷彩が施されていない予備機の設定もあるので、無塗装派も安心である。
プロポーション
劇中CGを上手く再現した良いプロポーション。いかにもスピード以外に取り得の無い失敗作といった風情が良く出ている。
バーニアなどのモールドはMGギャン付属のマ・クベと同様ミクロン単位のレーザー加工技術が使われており、今までに無いほど細かく彫り込まれている。
またシールドやスネのマウントラッチに武器をマウントでき、手首一つとマガジン一つ、余った頭部以外全てを同時に装備可能。
関節
ヒジ、ヒザはHGUCの標準レベル。腕のロールはヒジの部分で行う。
肩関節はデザイン上通常の関節ではなく、引き出し式の4重関節を採用。意外なほど大きく動かせる。
左肩のシールドはレールに沿って移動させる事が出来、前や後ろに自由に移動させられる。
上腕には設定どおり伸縮機構があり、ロック機構もあるため勝手に伸びたりする事はない。
ギミックは肩のでっぱりまで繋がっているので無理なく稼動させることができる。
足回りは可動に支障のないデザインのおかげで接地性は良好。
背面の土星エンジンはボールジョイントで接続され、フレキシブルに稼動する。
モノアイはヘルメットを外す事で左右に可動させられる。
色分け
迷彩の無い予備機として見ればほぼ完璧。
モノアイカバーはクリアーパーツ。
要塗装部位は肩の伸縮ギミック部のシルバー、及びモノアイ、スコープ等のピンク、ヒートホーク程度。
各部のホワイトラインはモールドになっているのでスミイレの要領で容易に再現できる。
また各種マーキングはテトロンシールが付属している。
迷彩の施された1、2、3番機を再現したい場合は塗装が必要。
武器・付属品
- 130mm対艦ライフル
- ザクマシンガン(スネ部分にマウント可)
- マシンガン用予備マガジン(サイドスカートにマウント可)
- シュツルムファウスト(シールド裏面にマウント可)
- ヒートホーク+マウントラッチ(スネ部分にマウント可)
- シールド(ピック展開可)
- 武器持ち手(右)×1
- 握り手(左右)
- 2、3番機頭部、予備機頭部
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