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1/144 ∀ガンダム

01 WD-M01 ∀ガンダム  1999年4月発売 525円 (本体500円)

総合○
シリーズ:1/144 ∀ガンダムシリーズ (→ 02 モビルフラット)

総評

デザインに未だ賛否両論のある∀ガンダムだが、 その独特なフォルムをよく拾えている好キット。
マルチパーパスサイロは展開状態を差し替えで再現。
コアファイターの着脱・変形ギミックは、残念ながら省略されている。

プロポーション

手足が長く、全体的なプロポーションは良好。シド・ミードのデザイン案よりもアニメ用設定画に近いスマートな体型となっている。
また各部の形状やモールドも劇中のイメージをよく再現している。 脚部を始め、体全体にわたる複雑なディテール表現はカッコいいの一言。
前腕とヒザはこのディテールを損なわないよう、この時期のガンプラでは珍しく前後方向に分割されている。
シールドも大きすぎず小さすぎずの絶妙なバランス。

関節

胸部は内蔵されたボールジョイントでいろいろな角度にグリグリ動かすことができ、従来のキットでは難しかったポーズが決まる。胸部と腹部が密着していない元デザインのおかげで、同様の構造を一足先に採用したトールギスIIIよりも可動範囲が広い。
肩アーマーは胸側との接続になっており、上腕の動きを妨げないよう工夫されている。これらにより、大きく腕を上げた姿勢がとりやすくなっている。
ヒザの可動範囲は90度ほどだが、デザインを優先して実質1軸可動とした割にはよくやっている部類で、スネ部分の干渉部を削れば見栄えは悪くなるものの120度くらい曲がるようになる。
まんまるな頭部は従来同様のボールジョイント接続だが、実際に可動するのは左右方向のみ。エリまわりがすっきりしたデザインなので真後ろを向くことも難なくできる。

色分け

おおまかには成型色で色分けされている。
目、アゴ、胸上部とフロントスカートの黄色、ヒザのスリットはシール。
靴は設定では赤より白の割合が圧倒的なのだが、 キットは赤一色。白成型のほうが色面積が近く、塗装もしやすかっただろう。
手甲の白、襟まわりの黄色、コックピットのクリアイエロー、シールド縁・ライフル先端・胸部ミサイルの赤も要塗装。

武器・付属品

  • ビームライフル
    スライド機構が省略されているため最大出力モードにできない。
  • ビームサーベル×1
    白成型。ちなみに肩の後ろについているグリップはホルダーと一体成型で、抜刀時のように回転はするものの取りはずしは不可能。
  • シールド
  • 展開状態のマルチパーパスサイロ
    通常の胸部パーツと差し替える。

ガンダムハンマーは付属しないので、ガンダム Ver.G30thなどから流用するとよい。

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