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MG クロスボーンガンダムX1 Ver.Ka

089 XM-X1 クロスボーンガンダムX1 Ver.Ka  2006年9月29日発売 3675円 (本体3500円)

総合◎ 関節○ ギミック◎ 武器◎

総評

Ver.Kaシリーズ第4弾にして、小型MSのMG化第2弾。
全身に仕込まれた多彩な接近戦用の武器と、それを展開するギミックが満載されている。
パーツ分けもよく考えられていて、合わせ目は肩アーマーとバスターガンの2カ所のみ。
ガンダムF91と同じくポリキャップレス構造が採用され、フレームの一部が共用されている。
X-1をベースに、装備やレリーフパーツの組み換えでX-1改、X-1改・改が再現可能。

再販分(2006年10月)以降?、ビームザンバーのグリップが改修され、ザンバーがしっかり保持できるようになった。だが設定にはない箱状の突起が追加されているため外観的には微妙。

プロポーション

ディテールは漫画版と違うが、あくまでVer.Kaとして見た場合はMG開発画稿に忠実であり、ガレージキットやGFFと比べるとスマートな体型。
ガンダムF91のフレームが流用されているが、全体的なプロポーションは調整されている。
ABCマントは特殊なナイロン製で、その薄さにもかかわらず表と裏で色つやが違う。しわが付きにくい素材のため、説明書に書いてある様にのりなどを使うと良いかも。
メインスラスターは特に根元部分の肉抜き穴が目立つ。
肩アーマーの黄色が色分けされていない点が惜しい。塗りにくい部分で成形色も紺色のため別パーツ化してあれば良かった。

関節

ポリキャップレス構造。ガンダムF91より関節が緩めになっているが、問題になるほどではない。
可動範囲も広く、ガンダムF91で問題になっていたヒザ関節カバーのクリアランスなど色々改修されているが、股関節のオフセットはそのまま。

初期生産分は可動指の保持力が弱く、実質的に手の平のピンだけで武器を持つことになる。またビームザンバーは最も重い武器であるにも関わらず保持用の穴が浅く、グリップの形状のせいもあってまともに持てない。
再販分以降の改修版はグリップの穴周辺に箱状の突起が追加され、また可動指の保持力も改善されている模様。結果ザンバーもしっかり保持できるようになった。

ギミック

顔のマスク部が上へスライドし、フェイスオープンを再現。
コアファイターは本体との合体・分離が可能。抜け辛くなる場合もあるが、H26のツメを削れば対処できる。
背面の高出力スラスターは4基とも可動し、マント装着時には全て下に向ける事ができる。
ボールジョイントではなく2軸可動だが、きちんとX字に決まるのでかえって良好。
コクピットハッチは開閉し、肩アーマーも外側に開く(コミック1巻巻末のメンテナンス図を参照)。
ザンバスターはバスターガンとビームザンバーに分離。
腕部のビームシールド発生部が展開してブランドマーカーになる(ビームシールドにはならない)。
フロントアーマーにはシザーアンカーが、リアアーマーにはスクリューウェッブがそれぞれ仕込まれている。
ふくらはぎにはヒートダガーが収納されていて、手で持つ他に足裏に装着する事も可能。
ABCマントは肩と胸の4カ所のフックで留める仕様になっている。
股間フレームがガンダムF91と共通のためガンダムF91に付属のラフレシアスタンドを流用可。

武器・付属品

  • ザンバスター(バスターガンとビームザンバーに分離可)
  • ブランドマーカー×2(ビーム部はクリアピンク成形)
  • ビームサーベル×2(ビーム部はクリアピンク成形)
  • ヒートダガー×2 (柄はふくらはぎに収納可、刃部分は柄のほか足裏にも接続可能)
  • シザーアンカー×2(チェーン部はABS樹脂)
  • スクリューウィップ(漫画での名称はスクリューウェッブ)×2+リード線
  • アンチビームコーティングマント(ナイロン素材)
  • 1/100パイロットフィギュア(座/立)
  • ガンダムデカール、マーキングシール

バンダイホビーサイトにはビームシールドが付属するとの記述があるが、実際には付属しない。




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