MG サザビー
029 MSN-04 サザビー 2000年7月発売 8400円 (本体8000円) †
総合× 関節× ギミック○ 武器○
総評 †
初のPGサイズ箱にして定価8000円の大型MS。
だが機体そのものの人気とは裏腹に、劇中の重厚なイメージが感じられないプロポーション、全くと言っていい程に動かない足首、ドムから受け継いだ5指可動指が災いしてサーベルやビームトマホークが持たせにくい手首、やや手抜き感が伺える関節表現などで待ち望んだファンを落胆させることとなってしまった。価格設定にも割高感があり、その点でもさらにマイナス評価に。
8000円という当時としては大きく踏み込んだ価格設定によって、大型MSやフルアーマー物といった高価格化が予想される機体のMG化への道を開く、という点では試金石的な位置付けでもあり、今から見ると時期尚早だったかとも思えるキット。
×評価の理由は、接地性の悪い足首、雰囲気が感じられないプロポーション、価格設定の割高感である(6000円程度だったら文句はない)。
2007年12月23日にはカラーバリエーションとしてメッキ+塗装済のサザビー メタリックコーティングVer.(14700円税込)という商品も発売された。水貼りデカールが追加されている。
プロポーション †
胴体の幅や前後の薄さなど、設定画や劇中の印象よりは1/144旧キットに近い体型。
関節 †
足首は可動範囲がとにかく狭く、直立姿勢以外では接地性に難あり。これは足首関節に被さるグレーのカバーパーツをいっそのこと取り外してしまえば一応改善可能ではある。
また手首や肩も外れやすくなっているので接着剤で太らせるかティッシュなどを噛ませておくとよい。
ギミック †
頭部はコクピットハッチ開閉の他、アゴパーツを下方向に動かしてモノアイの位置を調節できる。
ファンネルもコンテナが開閉、ファンネル自体も羽が開くようになっている。
シールドの接続部が上下に動き位置調整できたり、ビームトマホークも伸縮できる。
武器・付属品 †
- ビームショットライフル(ポンプアクション可)
- ファンネル×6
- ビームトマホーク(長短2種のクリアパーツでヒートホークタイプとロングビームサーベルタイプを選択可)
- ビームサーベル2本(腕にマウント可)
- シールド(裏面にビームトマホークをマウント可)
- 1/100シャアフィギュア(逆シャアパイロットスーツ)
- プロペラントタンク×2(取り外し可)
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