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HG 00 ガデッサ

30 GNZ-003 ガデッサ   2009年1月10日発売 1575円 (本体1500円)

総合○
シリーズ:1/144 HG 00シリーズ (29 GNアーチャー ← → 31 ガンダムエクシア (トランザムモード)グロスインジェクションバージョン?)

総評○

イノベイド専用機、「ガ」シリーズの砲戦仕様機にして一作目。
第二期キットの例に漏れることなくABSを廃した構造となっており、そのためポリキャップを仕込めない部分のヘタリが心配となる。
加えて機体の目立つ部分の色分けをシールにて補完し、本機の象徴であるGNメガランチャーが単色成型など色分け部分にやや難がある。
しかしその独特な機体のシルエットを破綻なくまとめ上げており、オーソドックスな機体から外れた変わり種に興味があるという人におすすめできるキットといえる。
バリエーションキットにHG 00 ガラッゾ?HG 00 ヒリング・ケア専用ガラッゾ?HG 00 ガッデス?がある。

プロポーション◎

良好。巨大な肩アーマー、外側にオフセットされた腕、つま先まで一直線に伸びた足など、その独特なデザインを違和感なく立体に落とし込んでいる。腕は設定画に比べてやや短いが、むしろバランスはよくなっている。
足先を伸ばした飛行形態とつま先を展開した接地形態どちらでも違和感なく、簡易スタンドがつくため両形態で飾ることができる。

関節◎

ヒジ関節こそ90度しか曲がらないが、二重関節の肩、ほぼ180度曲がるヒザ関節など全体的に可動は良好。
足の付け根はボールジョイントとなっておりダブルオーのような大開脚はできないが、足首と足先の構造上これ以上開けたとしても接地できないので、必要にして十分。
飛行形態⇔接地形態にするためにはつま先の差し替えを行う必要があるが、ダボが小さいため差し替えを繰り返すとヘタリが心配になる。
大型のGNメガランチャーも脇に抱えるように構えることで片腕でも保持できるなど保持力も十分。

色分け○

基本的には良好だが頭部センサーをはじめ、肩アーマーのフィン、胴体の赤紫、くるぶしの緑、足の甲などをシールで補完する。
特に肩のフィンやくるぶし部分など目立ちやすい部分をシールに頼るところは減点材料。
加えてGNメガランチャーがグレーの単色成型であるため、劇中のイメージに近づけるためには内側の黄色などを塗装する必要がある。HGキットには単色成型の武器が多いが砲身部分をシールで補完するわけにはいかなかったのだろうか。
ABSレスキットのため塗装派にも安心。全塗装の際に問題となるのがはめ込み式となる肩アーマーとヒジのGNカッターだが、後ハメ加工は容易。

武器・付属品△

  • GNメガランチャー
  • エネルギーパック&ランチャーホルダー
  • 武器持ち手(左右)、平手(左)
  • 展示用スタンド
    グフイグナイテッド?以来定番となった、いわゆる種スタンド。

ビームサーベルはサイドアーマー内にそれらしきモールドがあるだけで、キットには付属していない。

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