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HG 00 ラファエルガンダム

69 CB-002 ラファエルガンダム  2010年9月21日発売 2100円 (本体2000円)

総合○
シリーズ:1/144 HG 00シリーズ (68 ガンダムハルート ←? → 70 ブレイヴ指揮官用試験機)

総評

劇場版00のガンダム4体目。GNZ系列のラファエルガンダムと、その上に乗っかった武装ユニットにして無人MSであるセラヴィーガンダムII(以下上の人)からなる。
キットは実質的に大型MS二体分の大ボリュームである。見た目どおりトップヘビーであるため別売のアクションベース2(スパークルレッド)の使用を推奨。
上の人は軽量化のため非変形かつ色分け不足であるが、切断用の仕切りやPC-001に対応した軸受けが内蔵されており、エッチングソーでの切り離し、回転および接続用の軸打ち、接着をすることで可動モデルにすることができる。
ギミックたっぷりで遊び甲斐があり、改造初心者用の教材的な性格もある好キットといえよう。
キットの出来そのものは◎としてもよいが、後で上の人のみ拡張キットで出る可能性があるため○とした(しかし2013年3月現在まだ発売されていない)。

プロポーション

特異なプロポーションがよく再現されている。
ラファエル本体は一見GNZシリーズであるが、よく見ると前腕のボリュームなどに違いがあるため、よりガンダムらしい体型になっている。
また、上の人のボリューム感も充分である。

関節

ダブルオークアンタから引き続きPC-001Aを使用。
ラファエル本体は首、肩の付け根、肩、ヒジ、手首、腰、股関節(ボール+横ロール)、ヒザ、足首、つま先、バックパック上部が可動する。
ヒジは90度、ヒザは150度まで曲がる。関節の保持力は必要充分。
つま先を折りたたみ、カカトの接続位置を差し替えることで飛行ポジションに変形可能。ただし構造上、足首の軸が目立つ。
(従来のGNZ系列同様に)曲げると目立つヒザ関節ブロックの上端には、ポリパーツ隠し用のフタが付属する。

上の人は腕(=GNバズーカ)部分がボディにボールジョイントで接続されているが可動範囲が狭く、ほぼ前後ロールのみ。
脚部(=GNビッグキャノン)は付け根(ヒザ関節中央)でロールし前面装甲がスライド、内部のコーン型疑似太陽炉を差し替えで展開状態にできる。
さらにつま先のクローは独立可動(プラ製軸+ボール)するほか、完全に閉じた状態のクローが差し替え用パーツとして付属する。

色分け

白、紫、赤、黄、グレー、青緑、無色クリアの7色成型。
細部や背面疑似太陽炉等はホイルシールでフォローされている。額のレンズはシールを貼るよりも塗装したほうが見栄えがよい。
上の人の頭部は、残念ながら青緑一色。

武器・付属品

  • GNビームライフル
    唯一の手持ち武器。持ち手の穴とサイズが合っていないのか保持力に難がある。要調整。
  • GNビッグキャノン用接続パーツ&展示用台座
    接続パーツ×2+台座×1でスタンドが構成されるため、分離状態での個別展示はできない。

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