HGUC ゼクアイン
24 RMS-141 ゼクアイン 2001年10月発売 1680円 (本体1600円)
総合○
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (23 Sガンダム ← → 25 ガンダムGP03 ステイメン)
総評
ガンダムセンチネルに登場したニューディサイズの機体が初めての立体化。銃火器は第1種兵装のビームライフル、第2種兵装のスマートガンは付属せず、第3種兵装の実体弾マシンガンのみが用意されている。
パーツ構成は大味だが細部に密度感もあり、よくまとまった内容。
HGUC化に伴い、プロポーションやカラーリングなどがセンチネル版から変更されている。
プロポーション
センチネル旧設定の独特な体型とは異なり、マラサイ、ザクIIIなどに近い標準的な体型である。だがプロポーションそのものは良好。
シールドの裏にはビームサーベルのグリップ2本が装備されている。
関節
アサフレックス製の給弾ベルトを介して弾倉とつながっているマシンガンを持つと、右腕はほぼ固定されてしまう。右手首は人差し指(これもアサフレックス製である)のみ独立して可動するが、マシンガンのトリガーとの位置関係が悪く、無理に引っかけようとすると中指側の軸が破損する恐れがあるのでやめたほうがいい。メイン武器であるにも関わらず設計の甘さが災いして、せっかくの指可動が使い物にならなくなっているのは大きな減点対象といえよう。
その他の関節はポリキャップに1/100キットでよく使われるPC-111を使用しており、可動範囲、保持力とも良好。
フロントアーマーは左右が独立して可動する。
肩アーマー上の弾倉、スネ後ろのプロペラントタンクの着脱も可能。
色分け
フロントスカート先端の赤や各部のノズルなど、細部まで成型色で色分けされている。
モノアイはシールで再現。ニューディサイズのDマークは付属しない。
何気に合わせ目があまり出ないパーツ分割なのはうれしい(目立つのは前腕の一部、肩アーマー、弾倉、プロペラントタンク程度である)。
武器・付属品
- 大型マシンガン+弾倉+給弾ベルト
- ビームサーベル
グリップと一体のグレー成型。 - 左平手
クレイバズーカやスモークディスチャージャー、クラブなどは残念ながら付属しない。
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