MG νガンダム Ver.Ka
166 RX-93 νガンダム Ver.Ka 2012年12月15日発売 7350円 (本体7000円)
シリーズ:1/100 MGシリーズ
(165 ガンダムAGE-2 ダークハウンド ←? → 167 トールギスI EW)
総合◎ 関節○ ギミック◎ 武器◎
総評
発動モードへの変身ギミックと全身のディテール追加が話題となったVer.Kaブランドのνガンダム。
全身の装甲がスライド・剥離し内部メカやサイコフレームが露出するアレンジは、後のユニコーンガンダムへのこじつけであると大きな波紋を呼んだが、これは2004年の「GUNDAM EVOLVE 5」が初出で、それを踏襲・リファインしたものがガンダムフロント東京のCGシアター「DOME-G」に登場している。
キットはこのDOME-G版νガンダムをMGのVer.kaブランドとして商品化したものであり、原作のνガンダムの設定が変更されたわけではない。実際には「νガンダム Ver.DOME-G」「EVOLVE版νガンダム Ver.ka」とでも呼ぶべきものである。
整理されたプロポーションや繊細なディテール表現をはじめ、キットとしての充実度は圧巻。
価格を抑えるためか、装甲の色が若干異なる部分はほとんどがシールによる色分けとなっている。
プロポーション
通常モードでは胴体が短く、フロントアーマーが大きく見えるが、これは発動モードを基準としたバランスであるためと思われる。よって発動モードのプロポーションは良好。手足は体形を崩すほど大幅に伸長はしない。
サイコフレームのクリアパーツは裏にシルバーシールを貼ることでくすみ対策をしている。
また、(発動モード時にパージする部分ではあるが)バックパックバーニア周囲のパーツが脱落しやすい。
関節
新機構により肩関節の可動範囲が広い一方で、足首や変形ギミックがある腹部は狭い。
指はMG初の半完成品にして、すべての関節で曲げられる5指可動。さらに手のひらから武器を保持するためのダボが起き上がり、武器側のダボとしっかりかみ合うことで、可動式手首の弱点となっていた保持力の弱さを克服している。
フィンファンネル用ディスプレイスタンドの可動部は固いため破損に注意。動かすときは根元を持って慎重に行うか取りはずしたほうがよい。
ギミック
目玉は何といってもノーマルモードから発動モードへの変身ギミック。
上腕部以外のほぼ全ての部位が展開、パージ、変形し、サイコフレーム部分を露出させるだけでなく、体格がひとまわり大きくなりプロポーションも変わる。ユニコーンガンダムに比べると変形機構はそれほど複雑ではない。
フィンファンネルの連結部は任意に調整できるようになっているが接続ピンが短く、素材がABSではなく新素材の軟らか目のスチロール樹脂(システムウエポンセットで使われているもの)であり、保持力が弱く複数連結するとぽろぽろ落ちる。摩耗も心配。
その他、ハイパーバズーカの伸縮、足裏のランディング・ギアの可動、左腕の予備ビームサーベル収納ギミックをもつ。
武器・付属品
- ビームライフル
- ビームサーベル
- ビームサーベル(予備)
- ニューハイパーバズーカ
- フィンファンネル×6
- フィンファンネル用ディスプレイスタンド×6
- DOME-G版胸部インテーク
※プレミアムバンダイからダブルフィンファンネル拡張ユニット?が発売されている。
通常のバックパックとの選択式。
- フィンファンネル×6
- フィンファンネル用ディスプレイスタンド×6
- フィンファンネル用ビーム発射エフェクトパーツ×6(PET素材)
対応するアクションベース
- アクションベース1?
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