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1/144 マスターガンダム

G-07 GF13-001NHII マスターガンダム  1994年7月発売 525円 (本体500円)

総合△
シリーズ:1/144 Gガンダムシリーズ (G-06 ガンダムシュピーゲル ← → G-08 Gガンダム)

総評

見た目や中身が強烈な個性を誇るガンダム。
キットは価格の都合上、マントを展開したアタックモードのみが再現されている。
素立ちで飾れば○レベルだが、後述する額の歪みや可動範囲の修正がパチ組み派にはつらいため△評価とした。
2010年にはHGFCとしてリファインされている。

プロポーション

上下に短い胸部や位置が高く幅広な腰、外側にオフセットされた肩関節など、若干人型をはずれたカトキメカらしさがよく再現されており、マントの長さも十分である。
しかし頭部がやや大きい、頭頂部カメラ前面が歪んでいる、上腕や平手がボリューム不足であるなど、いくつかの点が気になる。
額のアンテナは頭部に密着しているためシャープ化させる必要のない親切設計…と思いきや、側頭部がとがっている特徴的なデザインのため、そちらにフラッグ処理が行われている。処理は簡単なのでニッパーとヤスリで切り落として整形するとよい。
シリーズ恒例の梨地加工は肩アーマーに施されている。

関節

時代と値段相応の範囲で可動し、腰や腰アーマーが固定で、派手なポーズはとらせにくい。
首はシリーズ共通ポリパーツなので、巨大な頭部に対しては少し保持力不足。
肩アーマーが上腕と一体化しており、そのため腕は外側に20度ほどしか開かない。
ヒジは90度曲げられる。ヒザも90度近く曲げることができるが、上述のとおり腰アーマーが動かず脚を前に出せないため、あまり意味がない。
挟み込み構造の前腕部はスライドしてニアクラッシャーを再現できる。ディスタントクラッシャーの再現は1/100と異なり不可能。
手首は付属のポリ製のものではなくプラ製の平手(貫き手)を使用しているので、動かしすぎによる摩耗に注意したい。
マントは左右の付け根での二軸可動のみ行え、はね上げることはできない。

色分け

設定画に近い赤とダークグレーの2色成型(塗装の指定色は赤と黒)。ダークグレーに濃淡があるアニメ劇中や説明書のイラストとは異なるので、そちらを再現したければ大がかりな塗装が必要。
フンドシ中央と胸部上下2ヶ所の赤、胸部ダクトやマントの黄色、カメラアイとフェイスはホイルシールでフォローされる。
ブレードアンテナやスネの赤い部分、ニアクラッシャー延長部・アンクルアーマー・マントの付け根・足の甲の黒は要塗装。
スネに比べて足が大きく中身が丸見えのため、つや消し黒で塗りつぶしたほうがよい。

武器・付属品

一切なし。ダークネスフィンガーやマスタークロスも付属しない。

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