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1/144 Gガンダム

G-08 GF13-017NJII Gガンダム  1994年9月発売 525円 (本体500円)

総合○
シリーズ:1/144 Gガンダムシリーズ (G-07 マスターガンダム ← → G-09 ライジングガンダム)

総評

ネオジャパンの決勝大会用MFにしてシリーズ後半の主役機。いわゆるゴッドガンダム(この1/144に限らず、当時のキットは作品名と同じGガンダムという名前で発売されている)。昆虫などの外骨格を模したライン(当時の模型ムックにおける今川泰宏氏談)と、展開する背面のマグネットフィールド発生装置兼冷却フィンが特徴。
キットは差し替えで必殺技・爆熱ゴッドフィンガーを再現できるが、マシンキャノン、エネルギーマルチプライヤー、スネのスラスターの展開ギミックは残念ながらオミットされている。コアランダーの合体はいつもどおり可能。
2010年5月にはHGFCとしてリメイクされたものの、そちらはマグネットフィールド発生装置に目立つ肉抜きがあるほか、キット自体がややオーバースケールといった問題がある。

プロポーション

多少胸部が寸づまり気味だが全体的にはまとまっており、設定画に忠実な造形。
同シリーズの他のキットに比べて頭が一回り小さくなっており、顔もそこそこイケメンなので、ブレードアンテナのシャープ化だけで見栄えがよくなる。ただ、アンテナの位置が上寄りで額が広く見える点は気になるかもしれない。

関節

首、肩、ヒジ、手首、腰、股関節、ヒザ、足首、Gナックルのクロー、背面マグネットフィールド発生装置が可動。
腰アーマーはフロントとサイドがボールジョイントで可動するが、 抜けやすいため水溶き木工用ボンドや瞬間接着剤での調整を推奨する。
Gナックルのクローや背面マグネットフィールド発生装置は、プラ関節なので摩耗によるヘタリに注意。
また、肩アーマーは上腕部のピンを切り取ることで、強度は弱くなるもののシャイニングガンダムと同じ構造になる。

色分け

白、黄色、赤、青の4色成型。ただし色分けはあくまでも基本的なレベルにとどまっている。
ホイルシールでカバーしているのはカメラアイ、アゴ、エリの黄色、腰の赤、フロントアーマーの青で、キングオブハートの略式紋章も付属する。
アンテナ中央・マシンキャノン・肩アーマー・足の甲の白、リアアーマーの青、各部の黒ラインは要塗装。

武器・付属品

  • ゴッドスラッシュ
    ビーム刃と一体の黄色成型。
    収納状態のグリップはサイドアーマーのホルダーと一体成型なので、抜刀状態を再現するには自作するかHGFCなどから移植するしかない。
    余談だが、HGFCが出るまでの歴代ゴッドガンダムのキットではビーム刃が劇中と違い日本刀の形状になっており、成型色(1/144以外)および説明書の色指定(1/144)は黄緑となっていた。
  • 爆熱ゴッドフィンガー用平手(右)
    黄色成型。
    指の開き方の違いを気にしないなら、これを使わずグレードアップセットのシャイニングフィンガー(金メッキ)を流用するのもいい。

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