Top/HGUC ギラ・ドーガ

HGUC ギラ・ドーガ

91 AMS-119 ギラ・ドーガ  2008.11.15発売 1890円 (本体1800円)

総合◎ 関節− ギミック− 武器−
シリーズ:HGUCシリーズ(1/144) (90 リックドムII ライトグリーンバージョン← → 92 ギラ・ドーガ (レズン・シュナイダー専用機))

総評

ギラドーガの印象、ボリューム、装備の三拍子揃った好キット。
以前発売されたヤクト・ドーガとの構造的共通点は全くなく、プロペラントタンクの取り付け穴の規格さえも違うという徹底ぶりである。
ヤクトにあった胸の挟み込みによる継ぎ目が排除、ヒザ下パーツのフレーム化が廃止され実利的な機構になっている。いままで進められてきたHGUCのセミフレーム化にストップがかかったことから、今後の転換点になるキットかもしれない。
ヒザ下の動力チューブの後ハメ対策、肩とヒザ下、タンクの継ぎ目消しはいずれも平易な範囲で、初心者の入門用にも適したキットと思われる。
疑問なのは股間のアクションベース接続穴の塞ぎパーツの欠如である。FZでも見られたが、量産機に対する差別化なのだろうか。

プロポーション

ガッシリ型。設定画や劇中の印象とは異なるものの、概ね好評のようである。
あえて言うなら、量産型のくせにジェガンでは到底対抗できないのではないかと思わせるような迫力は問題かもしれない。
ヒザ下、靴が大きく、また造形的にイマイチな感が否めないが、些細な点であろう。

関節

新型PCの採用が目立つ。
首の基部を後ろに反らせることが可能な仰角範囲の高い首周り、肩関節の引き出し機構は既にCCA期のMSでは定番となった感がある。
ヒジこそ一軸関節だがヒザは二軸がおごられ、足首周りの接地性も靴の大きさを考えれば良好。
特筆すべきはHGダブルオーで採用された股関節の回転機構であろう。
腰は360度回転可能なボールジョイントだが、やや弱さを感じる。
シールドは90度の中折れ機構付き。

色分け

元のカラーリングがほぼツートーンのため色分けはほぼ完璧。
シールドのネオジオンマークとモノアイはシール。
各バーニア内部のイエロー、脚部周りの動力チューブのサンディイエロー、プロペラントタンク上に配されたセンサーの赤は要塗装。

武器・付属品

  • ビーム・マシンガン+持ち手(右)
  • ビーム・ソード・アックス(ビーム刃はクリアイエロー成形、形状違いが2種付属)+持ち手(右)
  • シュツルムファウスト×4(シールドにマウント可)
  • シールド(中折れ可)+グレネードランチャー×4
  • 一般機/指揮官機用頭部パーツ(選択式)
  • 握り手(左)

コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/HGUC ギラ・ドーガ?

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP