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HG 00 ガンダムスローネアイン

09 GNW-001 ガンダムスローネアイン  2008年2月9日発売 本体価格1600円

シリーズ:1/144 HG 00シリーズ
 (08 ティエレンタオツー ← → 10 ティエレン宇宙型)

総合△

(レビュー投稿日:2016/09/08)

総合

チームトリニティが使用した敵ガンダム3体、ガンダムスローネシリーズのリーダー格。
デザイナーは2016年現在の最新作「鉄血のオルフェンズ」でもガンダムバルバトスなどを手がける鷲尾直広であり、上下に小さい胸部とむき出しのフレーム部、カーブを描いた脚などに類似性が見られる。

このアインは伸ばすと約27cmにもなるGNランチャーのギミックが最大の売り。
しかしスローネシリーズのキット(→ ツヴァイドライ)に共通して言えることだが、色が散ったデザインである上、装備のボリュームゆえのしわ寄せか、パチ組みでの色分けが厳しいのが難点。
ちなみに、ボックスアートと塗装見本ではなぜか塗り分けが数ヶ所にわたって異なっている。

プロポーション

独特なデザインがよく再現されていると言える。GNランチャーは前述のとおり大迫力だが、大きすぎて飾るスペースを占有するのが難点か。
バックパックとGNランチャーをつなぐアームに派手な肉抜き穴があるのは減点要素。大きめの足首関節も1パーツ成型につき肉抜きされている。

関節・可動

トレミー組の主役機ガンダム4体のキットと同じく、ポリキャップとABSの複合関節。
ただし肩関節基部のスイング機構がないなど、上半身の可動は今一つ物足りない。

一方、下半身はヒザが180度曲がることに加え、足首関節が前方へせり出すので、空気イスのような芸当ができる。股関節はヴァーチェなどと同じ前後スイング式。開脚・接地性は並程度。

GNランチャーにつながるアームは上下それぞれに2軸可動するが、あまり自由度は高くなく、GNメガランチャー時は右腕がほぼ完全に固定されてしまう。
GNシールドとバックパックの間にある給弾ベルトはゴム製で、可動には支障なし。

色分け・合わせ目

カラフルなデザインではないので遠目から見るとパチ組みでもさほど違和感はないが、全体的に大味なパーツ分割のため、部分塗装を要する箇所が多い。
特に長大なGNランチャーがグレー、前後を塗り分けねばならない前腕がダークブラウンのそれぞれ単色成型となっているのが大きなマイナスポイント。
目、肩アーマーやフロントアーマーのピンク、GNシールド中央・背中・つま先のライトグレー、GNシールド・ライフル突起部の白、胸部レンズ下地とライフルのセンサーはシール。
シールドに貼るシールはグレーのパーツをまるごと包むので見栄えがよくない。

合わせ目が目立つのは太もも(前後分割)くらい。

武器・付属品

  • GNランチャー
    折りたたみギミックを内蔵、またGNメガランチャー用のグリップが展開する。
  • GNビームライフル
    ストック(?)が可動し、展開したGNランチャーと接続することでGNメガランチャーとなる。
  • GNビームサーベル×2
    両肩にマウント可能。
    グリップのみでビーム刃は付属しないため、ガンダムヴァーチェなどに付属の平形ビーム刃を流用する必要がある。




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